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今日の必ずトクする一言
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●風水別館 Annex version 2023

終活に向けて未体験ゾーンを踏破のナゾ(カプセルホテルとネットカフェ編)
ペヤングやきそばで塩分制限!のナゾ(高齢者におすすめ編)
Windowsでパソコンの起動終了時刻を自動的に記録するツールver.2023のご紹介
捏造するAI(Chat-GPT)にご用心(全面的に信用したらダメ編)
期待はずれだったダンロップD307タイヤのナゾ(次はIRCのTUKTUK3.5-10編)
結局紙が無くならないE-TAXのナゾ(紙を提出するか自宅で5年保存するか編)
鑑札更新6回目プリウスの電子車検証のナゾ(典型的跛行的IT進歩編)
寒波と戦うスクーター用山本式防風エプロンのご紹介(もう寒くはないわ編)
激古テスターの保護ヒューズ装備のナゾ(また焼かないように編)
あけましておめでとうございます(今年もよろしくお願いします編)


終活に向けて未体験ゾーンを踏破のナゾ(カプセルホテルとネットカフェ編)

終活が近づいてきたWebmaster世代の話題は、今後どれくらい働くか、である。稼ぎすぎると年金と自由な時間が減るし、稼ぎたらないと行動(出費)の自由が減るので、兼ね合いが議論になる。中には、外国にも温泉に行かず黙々と働きづめのまま亡くなる医師もけっこういて、みんな自分はそんなになりたくないとか言いつつ、似たスパイラルにはまる人も多い。

最近Webmaserが気になっていたのは、まだカプセルホテルとネットカフェを経験したことが無い、ことだ。他には、ハワイに行ったことが無いというのもあって、一通り経験しないと死にきれないという思いがある。 先日温暖地にめずらしく豪雪!?予報が最近出た。個人的には信じなかったが、翌朝に重大な仕事があるとのことで、生まれて始めてカプセルホテルを体験することにした。 記憶をたどると、40年前に名古屋と金沢でサウナに泊まった記憶が蘇った。それは法的には、厚労省の言う「公衆浴場法に言う浴場で仮眠を取る』ことにあたる。しかし、食事や酒を出す場合には「旅館業法」に言う「簡易宿所」に当たる場合がある。現行のカプセルホテルもやはり「簡易宿所」とされるので、過去の宿泊と食事が可能だったサウナがカプセルホテルになった例が多い。

博多駅付近でカプセルホテルを探すと、ドミトリータイプのものから小さな個室付きのものまで各種あった。どれも法的には居室を多数の人間が共有することが必要なため、部屋の仕切りはカーテンである。今回は老舗のウェル◯ーを予約した。当地では珍しい豪雪予報に客が一杯と思いきや、2,3割の入りだった。

カプセルは上下2段だが、犯罪を恐れて上段を選んだのが失敗だった。夜間の上り下りのための位変換が天井が低いためにやりずらず、また階段に足をかけるのがアクロバティックとなり注意が必要である。そのせいか実際利用者の大半は下段だった。

これはカプセルホテルの創世記からの問題で、最新のものでは上下段が互い違いになっていて、上段室の中央から階段で降りるようになっている場合が増えている。カプセルはFRP製で隣からの遮音はかなり良いが廊下の音は聞こえてくる。ベッドの品質ははまずまずで、疲れていたこともあってすぐに熟睡できた。

出自がサウナなのか、浴室は広くサウナも充実していた。無料の朝食もかなり良かった。利用客はサウナ好きの中年ビジネスマンが大半で、若者は少なかった。なおネットカフェと異なりロッカーがサウナの近くにあってサウナのみ利用客にも対応しているが、カプセルとは少し離れているのが不便である。他には冷水、音水、お茶が飲み放題で置いてある。また共同の居室があり持ち込みパソコンをWifiで使えるが、画像が他人にも見えるのでプライバシーに関係する用途には使いにくい。

後で、職場の若い職員に聞いたら、最近の若者はカプセルホテルではなくてネットカフェに泊まるという。たしかに、娯楽は地上波テレビだけで無線LANはあるもののPCなりスマホが無いとネットが楽しめない。 少し高いがプレミアムルームもあり机と椅子のスペースがあるが、やはりPCが置いてないのが時代遅れというべきか。風呂とサウナのあとはビールを飲んで寝るだけの中年ビジネス客向きで、若者ならやはりネットやAV環境が欲しいところ。

ネットカフェ 快◯クラブ編

過日に朝夕2回自宅から距離のある所に出かける用事があり、時間つぶしにネットカフェを体験することにした。職場の若者が言うには、今どき泊まりはネカフェが第一選択でかなりグレーな用途にも使えるとか。かつて都市部には個室ビデオなるものがあったが、そのかなりがネカフェに変化したらしい。何なくグレーな雰囲気が漂うのはその歴史のせいか。

Webmasterの業種では、かつてネットカフェは結核等の感染症の巣だと言われていた。テレビではネットカフェ難民と呼ばれ、失職した人がアパートを引き払いネカフェを定宿にして職探ししている状況が放送されていた。宿泊費はアパートに近いが光熱費がかからず、フリードリンクと湯、シャワーやランドリーがあり郵便物も届くとのことであった。

その後アベノミクスなのか景気が良くなり人不足となったせいか難民は激減して客層が変化したようである。しかしコロナで多くのネットカフェが経営危機に陥り、整理統合が進んで現在は大手のチェーン店が増えているらしい。なんと最大手は紳士服チェーンのA社が経営しているのが驚きである。感染対策も進んで衛生状態も改善しているらしいので試してみることにした。

ネット検索すると、空港の近所に快◯クラブの駐車場付きの店が見つかった。店には、飲み放題カフェと言うPCも無いオープン席、PCやゲーム機がある個室ブース席、家族ルーム、ダーツ、カラオケルームなどがあることで複合カフェと称しているらしいが、ちょっと驚いたのが鍵付完全個室の存在である。これについては後で触れる。

会員制とのことで登録時に免許証等の提示が求められる。入会費はアプリを使えばタダで、高齢者(65歳以上)も同じくタダな上に席料が10%オフだった。若者の利用が多いと聞いていたが、週末のせいか家族連れが多かったのは小学生の利用料が無料だかららしい。家族ルームあたりを2家族で使い、親がカラオケや漫画を読んでいる間、子供は漫画読み放題、ジュース飲み放題と天国のようなところではある。

今回は標準的なPCのあるリクライニングシート室を申し込んだ。他には全面マットの部屋や隣室と接続できる部屋もあった。個室は上部は開放で扉に窓があるが、多くの利用者は窓を洋服やタオルで覆うようである。 ブースには引き出し式の机があり食事等をおけるようになっている。100Vコンセントや照明スタンドがあり、テレワーク対応席のPCにはオフィスがインストしてありテレワークにも使える。PCの一部はゲームグレードだが、大半は中クラスでモニターはテレビ兼用の27インチである。各種アプリがありオンデマンドビデオが可能だった。

しかし設定は開かず、プログラムやブラウザの拡張機能はインストできないようになっていた。利用終了後は再起動すると利用記録は消えるようになっているらしいが、キーボード入力をフックする機器もあるので、IDやパスワード入力にはスクリーンキーボードを使うのがベターであろう。

フリードリンクは各種あるが、売りはソフトクリーム食い放題であるが、体が冷えるので3杯ぐらいが限度である。トッピングはキャラメルソースがあった。シャワーはフロントを通して鍵をもらう仕掛けのようで使用中は中から鍵をかけることができる。トイレの清掃は行き届いている。ただし、各ブースには鍵がなく、フロント付近に少数のロッカーがあるだけなので、多くの場合は貴重品を持ち歩くことになる。

3時間の請求はカツカレーを含め1500円ちょっとであった。土日は料金が220円増えるが、カツカレーとソフト3杯、コーヒー3杯に雑誌数冊読んだことを考えると高くは無い。なお、この店舗では途中外出可能であった。

個人的にはルーターがあれば車でかけてもどこでもネットやプライムビデオは可能だし、コンビニで弁当とコーヒーとアイスを買えば似たような費用にはなるが、普段読まない雑誌が読めたのは良かった。キャンピングカーで車中泊する場合も、オープン席で食事やシャワー利用だけ使うチョイスもあるだろう。なお、駐車料金は滞在時間+アルファは無料であった。

なお、個室ブースでは注文した食事も持ち込んだ食事もとれるが、なぜか鍵付き個室では注文した食事をとれないことで、これには法的な理由があるようだ。

まず、ネットカフェはあくまでも「飲食店」であり、客がブースでうっかり「居眠り」するのであって、宿泊はあくまでもうっかり「そのまま寝過ごした」のである。

問題は個室ブースが風俗営業法3号営業 - 区画席飲食店の、「他から見通すことが困難で広さが五平方メートル以下である客席を設けて営むもの(カップル喫茶等)」に該当するかの問題である。これには、個室ブースに窓を設けるとか、扉を上下に短くして、他から人がいることを見通せることが可能、ということで非該当としている。

問題は、鍵付完全個室は天井が開放でなく、扉にも窓が無い上に鍵がかかることである。ネットで予約も可能なので、実際にはカップルの休憩や宿泊にも使われているらしいのだが、その鍵は食事を提供しないことにあるらしい。あくまでも風営法は飲食店が対象なので、食事を提供しなければ飲食店では無いが、客が勝手に持ち込みはOKなのである。

他には、個室の広さを5平方m以上にするとか、照明を10ルックス以上にすることも3号営業を逃れる手段である。風営法に該当しなければ、原則午前0時以降の営業が禁止されないメリットもある。

しかし、飲食店でないなら、カプセルホテルと同じ「旅館業法」の「簡易宿所」に該当するので、都道府県知事の許可が必要なのではないか、という解釈もある。これについては、客室の延床面積が3.3平米に宿泊者数を掛けて得た面積に満たないというのが理由らしい。ネットカフェの業界団体である日本複合カフェ協会公式サイトがガイドラインを発表している。

ネットカフェ 自遊◯間編第2弾

自宅付近にあるネカフェを検索したところ見つかった店は、最近快◯クラブも経営する紳士服チェーンA社の傘下となったR社の系統である。R社は無人店舗のITシステムを売っている企業でもあり、最近は快◯クラブのフロント業務をIT化を担当しているようだ。

全国で100店舗ありその半分はフランチャイズなので、店舗によってサービスの細部に差があるようだ。対照的に、700店余を有する快◯クラブはフランチャイズが少なく自社物件が多い。A社の印象は広大な駐車場と売り場には普段は客がおらず、年度末だけ紳士服が売れる利益率の低い会社だが、直近ではネカフェ等の売上が紳士服の売上を上回っているらしい。

この店もアプリをインストして個人情報を入力しておけば、フロントでアプリのQRコードを読み免許証確認だけで入会手続き完了で、実質入会料もタダになる。R社系統のIR化は極限まで進化している。

店の売りは、朝食とランチが100円と格安なことである。今回は朝10時過ぎに入り、個室ブースの3時間パックを契約しPCから100円ランチ注文したが、驚いたことにカレーにはトンカツが乗って100円だった。

ちょっと無謀なサービスのようにも思えるが、加ト◯とかの大手業務用トンカツは1枚80円程度、カレーのルーのレトルトは60円程度らしい。ご飯を20円とすればカツカレーのコストは160円と計算できる。ちなみに、ソフトクリームは日世のミックスの場合1杯あたりが約160Kcalで約60円らしい。

今回は3時間にカツカレー、ソフトクリーム3杯、コーヒー2杯を食したが、初回席料半額なので税込み650円となったが、通常なら1180円となる。飲み食いのコストは約280円と推定されるのが、それでもコスパは悪くない。なお最短の30分席料が290円との設定は、100円朝食や100円ランチ等の平均コストが280円であれば納得である。なので、大急ぎで100円朝食や100円ランチを食べてコーヒーを飲みトイレに行って30分以内に出れば、コストはほぼ100%回収できることになる。

なお、親会社が同じ快◯クラブは自遊◯間にある100円朝食や100円ランチは無いが、そのかわりブースの無い解放席(飲み放題カフェ)が191円と安く設定されている。これも、解放席でソフトクリームを3杯とコーヒーを1杯を食すればコストは100%回収できることになる。ただし、物価上昇のおり、また快◯クラブと自遊◯間は各種業務のすり合わせ中らしいので、いつまで100円朝食や100円ランチが続くかは余談を許さない。

なお精算時に初回半額のQRコードを読ませるだけ有効となる。利用時にくれる300円割引券も、レシートに印刷されていた50円割引も次回会計時にQRコードを読ませることで使えるようになっている。ということで、割引券に釣られて通うのが癖になりそうな店である。

なおR社の系統の多くは無人店舗が可能なシステムが完備していて、入退場ゲートもQRコードで動作可能だが、実際にはネカフェには食事や管理清掃の人手が必要なので、実際に完全無人でゲートが稼働している店は無いらしい。なおR社系統でも途中外出できる店とできない店があるようだ。

というわけで、カプセルホテルとネットカフェを初めて経験することで、時代の流れに少し追いついたような気もする。またコスパが悪く無いことがわかったのでまた利用するチャンスもあるかも知れない。

しかし、薄利多売のネカフェの利益に広大な売り場面積を持つ紳士服販売の利益が負けているとか、やはり紳士服の販売方法にも工夫が必要ではないかと思う。同じアパレル業でもユニ◯ロと比べるとROE等は10倍も差がある。一方有形固定資産は10倍の売上があるユニ◯ロと大差ないとか、紳士服店の利益率が低すぎるのである。

個人的には、レーザーで採寸すれば複数の背広を着た予想CG画像が表示され、後は補正してネームを入れた背広が2,3時間で自宅に届く、といったビジネスも可能では無いかと思うのだが。

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ペヤングやきそばで塩分制限!のナゾ(高齢者におすすめ編)

最近は高血圧対策として高齢者には1日の食塩を6gに制限することが推奨されている。これは若年の高血圧患者にも推奨されているが、なかなか厳しい食塩量である。

簡便な食品としてカップ入りの麺製品はポピュラーだが一般に食塩が多い。これは麺のグルテンによるコシを出すために塩分が必要なのだが、「日清焼きそばUFO」などは食塩が5.9gもあり、これ一品で一日の食塩枠を使い切ってしまう。

一方、「明星 評判屋 ソース焼そば」は2.5g、「ペヤングやきそば」は3gと、健闘している。両者とも麺とスープの塩分当初はほぼ等しく、お湯を流したときに麺の塩分が少し流れて減る計算のようだが、塩分が「日清焼きそばUFO」の半分とは感じられないように味付けが工夫されている。この点、業界トップのN食品の製品は全般的に塩分が多く健康への配慮が足らない

しかし、やきそば単独では栄養に偏りがある。たとえばペヤングやきそばはカロリー456Cal、蛋白質7.4g、脂質20.5g=184Cal、炭水化物60.5g=242Cal、塩分3gだが、蛋白質や野菜は明らかに不足である。そこで、卵1個と魚肉ソーセージ、それに乾燥わかめを加えるのがいいだろう。

卵1個(50g)はカロリー76Cal、蛋白質6.2g、脂質5.2g=46.9Cal、炭水化物0.2g=0.8Cal、食塩ほぼゼロと炭水化物が少ない。以前はコレステロールが高い悪玉のように言われていたが、現在は善玉とされ高齢者でも良質の栄養源として摂取が推薦されている。まあ、内科医の言うことは業界の種々の要因でぶれるのが通弊だ。物価の優等生だった卵も諸事情で高くなっているが、栄養面からは依然としてコスパはよい。

魚肉ソーセージ1本(55g)はカロリー108Cal、蛋白質6.1g、脂質5.2g=46.8Cal、炭水化物9.2g=36.8Calとヘルシーに見えるが、塩分1.2gは高めである。グルテンによるコシを出すだめだろうが、ハムソーセージ業界は減塩化が遅れている。なお、乾燥わかめはミネラルや線維分が多く野菜の代用になる。

合計でカロリー=456+76+108=640Calと十分で、蛋白質=7.4+6.2+6.1=19.9gはほぼ1日必要量の1/3を満たすが、塩分3+1.2g=4.2gは減らしたいところ。

そこで山本式カップ焼きそば減塩法である。過去簡単に触れたが、今回は調理法の詳細と栄養量について追及してみた。骨子は、

1)焼きそばに添付の乾燥野菜、洗った卵(殻付)1個、魚肉ソーセージ1本、乾燥わかめひとつまみを入れてお湯をそそぐ。最初は卵は硬い麺の上に乗っているが、1分もすると麺がやわらかくなって埋没するようになる。
2)3分たったらお湯を捨てるが、お湯の勢いが急に弱くなった時点で中止する。
3)添付されたソースをかけてよく混ぜる。
4)ソースの混じった残りのお湯を捨てる。

要するに、少し湯を残してソースを希釈し、麺の表面にからんだ分以外は洗い流すのである。卵は最後に殻を割って麺にかけるが、余熱されているので白身が散りにくい。製品のラッピングは保存し、最後に卵の殻をつつんで捨てる。

なお、お湯の勢いが急になくなった時点でどれくらい湯が残っているかを数回測定すると写真のように約50mlだった。麺に絡めるには10ml程度で十分なので、希釈されたソース40ml(推定食塩量1g)が洗い流される計算である。とすると、概算では塩分が合計3g強まで低下すると推定される。

ただし、お湯の勢いが急に弱くなった時期が慣れるまではトリッキーではある。別法として、お湯は一旦流しきって、その後熱湯を50ml足した後にソースを加えて希釈し、からめたあと再度完全に流す、というのも悪くない。

確かにソースは粘度が低下するのでまんべんなく麺にまぶされてはいるが、やはり味はわずかに薄い印象はある。しかし卵をからめること、ソーセージに塩分がることにわかめの旨味も加わることから、トータルではまずまずの味付けである。これで夕食等の食塩を3gに制限すれば、1日6gの制限が満たされるのでは無いか。

当サイトでは、過去、

カップラーメンの塩分との戦いのナゾ(山本式ラーメン塩分節約法編)

レトルトカレーライスの最小環境負荷料理法のナゾ

等で食品の塩分問題や調理エネルギーや廃棄物減少の試みを紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。

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Windowsでパソコンの起動終了時刻を自動的に記録するツールver.2023のご紹介

先日の、

結局紙が無くならないE-TAXのナゾ(紙を提出するか自宅で5年保存するか編)

で触れたツール、

2000年February 5
 ●Y2K自己申告対策スクリプトのナゾ(Win9Xの起動終了変更を記録する編)

であるが、Windowsの仕様変更によりWin10やWin11では使えなくなっていた。その原因はセキュリティー強化のために、簡単にレジストリーファイルの情報が取れなくなっていることがある。代わり通常c:\windows\にある「bootstat.dat」が同様に終了時に更新されることを見つけたので、このdir情報をとることを考えたが不要な文字が多いことが目障りである。windows固有のログからPerl等による抽出も考えられるが環境整備が面倒だ。

そこで、Win固有のグループポリシーにある起動時および終了時にスクリプトを自動動作させる仕組みを利用して作り直してみた。これだと出力に無駄な文章が出ないので、エクセル等で処理しやすい。

1)まず動作ディレクトリーを作る。\Progra Filesに作るとファイル書き込みに権限を要するので、単純にc:\syslogを作成する。

2)そのディレクトリーに置く、開始時と終了時に夫々動作する2個のスクリプト、 syslogstart.bat と syslogend.bat を作成する。

syslogstart.batは、

@echo off
setlocal
ECHO %date%  %time:~0,5%   START>>c:\syslog\syslog.log

syslogend.batは、

@echo off
setlocal
ECHO %date%  %time:~0,5%   SHUTDOWN>>c:\syslog\syslog.log

どちらも殆ど同じだが、起動と終了を見分けるためにSTARTとSHUTDOWNという文章を含めている。作成の手間を省くため文末からダウンロードできるようにしている。

老婆心ながら、@echo offは画面に表示しない、setlocalはローカル変数(あれば)使用範囲を指定する、だが惰性で入れているので特に意味は無い。ECHO以下はシステムのdate変数とtaime変数をファイルsyslogに追加するだけである。地球環境保護のために終了の呪文はいれていない。

3)次にスクリプトをグループポリシーに追加する。win左下の検索欄に gpedit.msc と入力するが、問題はこれがWinのHome版に表向き実装されていない(実はある)ことだ。これは、ネットで「Windows 10 Home」でローカルグループポリシーエディターを使用する方法で解決方法を検索して欲しい。

グループポリシーの左パネルの「ユーザーの構成」、「windowsの設定」、「スクリプト(ログオン・ログオフ)」を選び、ログオンをクリックして、スクリプトのパネルでsyslogstart.bat を、ログオフのパネルで syslogend.bat を指定する。

4)これで、c:\syslogにあるファイルsyslog.logに次のような文章が追加されていく。

2023/04/06   7:33   START
2023/04/06   8:18   SHUTDOWN
2023/04/06   8:20   START
2023/04/06  10:15   START

なお、グループポリシーエディターがあれば、久しぶりにパソコンを起動したらしばらくupdateが続いて使い物にならない、という現象を一時的に回避できる。備忘録的には、グループポリシーエディター、「コンピューターの構成」、 「管理用テンプレート」、 「Windows コンポーネント」、 「Windows Update」の「自動更新を構成する」を無効にする。仕事が終わったら忘れずに有効に戻して電源を入れしばらく放置する。

不思議なのは、最後のSTARTの間にSHUTDOWNが無いことである。原因はいろいろで、正常に終了しない場合、例えばサスペンドや休止の場合、突然電源が切れたとか、ハングした場合はSHUTDOWNが記録されない。それと、現状のWindowsでは通常終了は正確にはスタンバイの一種のため、ログが記録されないことがある。またWindowsUpdate等で自動的に再起動を繰り返す場合にはログに記録されない場合がある。

このような場合でもその後正常に動作すれば問題はないが、なるべく正常に記録されるためには、「PC設定」、「システム」、「電源とスリープ」、「電源の追加設定」、「電源ボタンの動作の選択」、「現在利用可能でない設定を変更します」で「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックをはずすして毎回シャットダウンする。

5)これにより再起動がスリープからより真の再起動により近くなるので、記録が正確になるかもしれない。あとはエクセルで使用時間を計算するとか、いろいろな応用方法はあるだろう。

しかしながら、今回のログの目的は、確定申告の時にお使いのパソコンを必要経費として認めさせることが目的なので、税務署の係員が十分な時間仕事に使われていると判断するに十分量の資料が作成できればいいのである。というか、通常税務署の係員はこの手のパソコンの起動終了のログを見たことがないので、たとえそれがあなたがパソコンで動画を見ている時のログであっても、なにかしら特殊な方法で仕事のログが取られていると判断されれば、あなたの勝ちである。

それではGoodluck!

***スクリプト、サンプル、readmeをtomoyacom-syslog.zipとしてダウンロード可能としてあります***

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捏造するAI(Chat-GPT)にご用心(全面的に信用したらダメ編)

最近はやりのAIのChat-GPTだが、なかなか渋い回答をすると思っていたが、とんでもない捏造をやらかすことがわかったので、注意を喚起しておきたい。

まずChat-GPTの入口をクリックするとログイン画面になる。最近までTry画面ではログインは不要だったが、いろいろトラブルがあったせいかログインが必要となっている。ただしIDやパスワードの規則性を見破られてAIに剽窃されないように、適当な捨てメアドを選択するのがよいだろう。

ログインすると下に□があるので、英語でも日本語でも適当に語り掛けると一見もっともな回答をしてくる。基本的には少し前までのデータを元にしているらしいが、文章を練るアルゴリズムは絶えず進化しているらしく、日を変えて同じ質問をすると回答は変化する。

他には、Lineで「AIチャットくん」とかあるが、回答数に限りがあり、それ以上は有料になるらしい。その点本店は無料である

しかし捏造も多い。例えば、「山本式電流帰還アンプとは」との問いに対し答えは、

「山本式電流帰還アンプは山本〇〇氏が考案し、発表したものです。山本〇〇氏は、日本のエレクトロニクス技術者であり、電子回路の研究や設計に多大な貢献をしています。山本〇〇氏は、電流帰還アンプの応用分野である電流積分型A/D変換器の開発でも知られています。彼の業績により、1994年には米国の電気電子学会より"IEEE Donald O. Pederson Award in Solid-State Circuits"を受賞しました。」

個人的には多大な貢献をしているかどうか定かでないし、電流積分型A/D変換機を開発したこともないし、IEEE(外人はアイトリイーと呼ぶ)でAwardを受賞したこともない。

質問は日本語でも英語でも可能だが、微妙に構成は異なるようだ。例えば、「type-yamamoto current feedback audio amplifier」との問には、

「「Type-Yamamoto current feedback audio amplifier」とは、山本音響が製造・販売する、電流帰還型のオーディオアンプのことを指します。
従来の電圧帰還型アンプでは、音楽信号が電圧変化として取り出されるため、帯域幅や位相特性が変化してしまう問題があります。これに対し、電流帰還型アンプでは音楽信号が電流変化として取り出されるため、帯域幅や位相特性の変化が少なく、高い音質を実現することができます。 「Type-Yamamoto current feedback audio amplifier」は、この電流帰還型アンプの特性を生かして設計されたもので、高い音質を実現することができます。山本音響は真空管アンプやプリアンプ、スピーカーなどのオーディオ機器の製造・販売を手掛けており、高い評価を得ているメーカーの一つです。」

と基本的には音響機器は自作するものではなくて既製品を買うものだ、という前提があるようだ。

もっと詳しく「山本式電流帰還アンプの回路について」と聞いてみると

「山本式電流帰還アンプは、電流帰還型アンプの一種で、高い音質を実現することができます。回路構成は、以下のような特徴があります。
・入力段
電流変換を行うトランスを用いて、音源からの信号を電流に変換します。このトランスを使うことで、電流帰還型アンプならではの特徴である、高い帯域幅や低歪率を実現することができます。
・ドライブ段
ドライブトランスを用いて、トランスから出力された電流信号を増幅し、次のステージに伝えます。このステージでは、電流に変換された信号がその
まま増幅されるため、音質劣化が少なく高い音質が実現できます。
・出力段
アウトプットトランスを用いて、増幅された電流信号を電圧信号に変換し、スピーカーに出力します。このステージでは、アウトプットトランスによって負荷特性が良好になり、音質の向上が期待できます。
以上が、一般的な山本式電流帰還アンプの回路構成となります。しかし、山本音響では独自の回路設計を行っており、回路の細部にわたって緻密な工夫が凝らされています。」

とウソばかりである。おそらく、どこかにあったアンプの構成の説明文を剽窃して作成したように見える。

もう一つ、本サイトが誇る世界的な発明の一つ?である「Three radio Theremin」について聞くと

「「Three radio Theremin」というのは、山本音響が製作したラジオ・テルミンのことを指します。ラジオ・テルミンは、レバーなどの操作を行うことなく、空中にある電磁波を直接検出して音を出す楽器です。Three Radio Theremin Yamamotoは、三つの異なるラジオ波長帯域の信号を検出することができるラジオ・テルミンであり、ラジオ波の持つさまざまな特性を音として表現することができます。Three Radio Theremin Yamamotoは、山本正治氏が考案した独自の回路技術によって、高品質な音質を実現しています。また、外観も美しい木製の筐体に収められており、楽器としての美しさも追求されています。Three Radio Theremin Yamamotoは、現在でも山本音響から製作・販売されています。」

とアヤシイ文章になっている。ちなみにYoutubeで「Three Radio Theremin 」と検索すると多数のアップロードがあり、世界中で追試されていることがわかって喜ばしい限りである。

Chat-GPTは内容だけでなく個人名もかなりいい加減で、山本正治とか山本英一とか捏造することが多い。また、なぜか「山本音響」というのがお好みらしく、いろいろ試すと多くの製品を発売していることになっている。

というわけで、やはりChat-GPTはそのままでは応用すると各方面に迷惑をかけるアブナイ代物だが、一つ使い道があるとすれば、「お詫びの文章」が上手ということである。

例えば、「当サイト「今日の必ずトクする一言」のサーバーの突然の移転についてのお詫び」と問うと、

「この度は、当サイト「今日の必ずトクする一言」のサーバーが突然の移転を行ったことにより、ご利用者様に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
当サイトをご利用いただく皆様には、いつも快適にご利用いただけるよう、全力を尽くしておりますが、今回のような事態が発生してしまい、心よりお詫び申し上げます。
今後は、同様の事態が再発しないよう、対策を講じてまいります。引き続き、「今日の必ずトクする一言」をご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。」

と適当な文章を作成してくれる。

仕事でこういう文章を日常的に作成することがストレスとなっている方々には簡単に精神的に負担がかからない適当な文章を作成してくれる(心にもない文章を捏造してくれる、とも言う)という点で有用では無いだろうか

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期待はずれだったダンロップD307タイヤのナゾ(次はIRCのTUKTUK3.5-10編)

約30000kmでリアタイヤをダンロップD307に交換してから約9000km走行(トータル39000km)でタイヤのスリップサインまで1mmになったので交換である。

D307(右側。左側はIRCのmb3)への交換については、

アドレスV125k5の近代化延命化構想その2(リアフェンダー、スターターとリレー、リアタイヤ、リアブレーキ編)
アドレスV125k5の近代化延命化構想その1(買い物かご、タコメーター、リアショック編)

を参照していただきたいが、

のように、その前のモデルのD306(左側)

と比べ、サイドの溝が中央付近まで伸びて排水性を改善したように見える。しかし、

のように中央ばかり減った割にサイドはあまり減っていない。そして、パターンからわかるようにウェットグリップが低下していた。基本的に中央が減りやすく一般的な道路状況には適していないようである。パターンは過去のパフォーマンスタイヤに似て普段使いになりきっていない印象だ。D306と似てビードも固く脱着に手間取る。

現代の道路にはそこいら中にペイントが書かれ、鉄製マンホールも多く存在する。特に車線を変更したり右左折する付近にはペイントがあり、雨の日には滑りやすいので、中央深い溝を持ち排水性の良いタイヤが欲しいところだ。

今回のチョイスは、IRCのTUKTUKなるMB90(3.5-10)である。IRCのサイトでは「豊富なグルーブが高いウェット性能を発揮!」"とあるように中央に太く深い溝があり、トレッドには全般的に溝が多い。

TUKTUKとはアジアの小型の乗合三輪が有名で、おそらく排気音からきた名称だろう。このタイヤも日本で言う原付1種と2種が対象のようで、普段使いになりきった印象だ。

ビードはD307よりは緩く装着は簡単だった。印象としてはやはり雨の日のコーナリングに安心感がある。耐摩耗性は未知数だが、上の写真でも見えている前輪に履いたIRCのmb3は15000km走行でまだかなり山が残っているので、あるいはD307より長持ちなのかもしれない。

写真ではD307より小さく見えるが、これは置き方のせいで、実際の幅はD307とほぼ同じでト外径はD307よりむしろ大きい。プロファイルは扁平なD307より全般的に丸く中央付近のトレッドが厚く見える。ゴムは溝の比率が高いところをみるとD307より硬いようである。

V125は近々40000kmを迎えるので、オイル、プラグ、ブレーキフルイドの交換を予定している。ドライブベルト等はタコメーターの読みや最高速から判断するとあまり減っていないようなので交換は50000kmあたりと予想している。最近出た新アドレスが再度期待はずれだったので、貴重なV125K5(11.4ps)は大事にメンテして末永く乗るつもりである。

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結局紙が無くならないE-TAXのナゾ(紙を提出するか自宅で5年保存するか編)

恒例の確定申告の季節である。大学院時代には講演料や原稿料からパソコン関係の出費を必要経費として落とす方法が無いか呻吟していた。その前には役所からパソコンを使用した証拠がないと認められないと言われたので、使用ログを残す方法を考えていた。その仕掛けは、windows終了時にレジストリーが更新されるので、その日時をファイルに出力することで目的を達している。

□Feb. 5:Y2K自己申告対策スクリプトのナゾ(Win9X起動ログ編)

このツールはWin終了時にレジストリーが更新される仕掛けを使っていたが、Win7あたりからのセキュリティー強化でレジストリーの日時が簡単にとれなくなり現状のWin10や11では使えないようなので、対応する新作を検証中なので追ってスレにしたいと思う。

さて、最近税務署が推しているのがE-TAXだ。これはパソコンやスマホで確定申告を出してもらい、IT化とペーパーレス化を図る取り組みである。パソコンで電子的に申告するには、カードリーダー、ドライバー、アプリと機能拡張など、かなりの手間がかかる。最新のスマホでNFC機能があればカードリーダーは不要でアプリのインストもパソコンより容易だが、狭い画面での数字入力をしくじると大変なことになるので、ある程度画面が大きなスマホかタブレットでないと危ないかも知れない。

最近のスマホとマイナンバーカードでe-Tax! サイトを見ると、添付文書が不要とか書いてあるが、小さな字で

※一部の書類は省きます

と書いてあるのが曲者だ。確かに電子申告すれば税務署に申告書を送る必要はなくなるが、以前は源泉徴収票を始め社会保険、生命保険、地震保険、特定口座年間取引報告書、ふるさと納税などの書類を別途提出する必要があった。E-TAXサイトでの入力作業は、国税庁ホームページでの申告書作成とほぼ同じなので、申告書の提出が電子的か物理的かだけの差だった。

さすがにこれではまずいということで、E-TAXでは公的年金の源泉徴収票をはじめいくつかの書類がマイナカードと紐付けされることで入力不要となったが、しかし現時点でも大半の源泉徴収票の入力は必要である。

次に生命保険でマイナ制度に紐付けされているのはわずか19社しかなく、Webmasterが加入している会社は含まれていなかった。損保も紐付けされているのは11社にすぎず、やはり加入している地震保険の一部が含まれていなかった。

証券会社の特定口座年間取引報告書も紐付けは38社にすぎず、それにはマネックスや楽天などの大手が含まれていなかった。ふるさと納税は有力7社は含まれていて、サイトで供給されるXMLファイルにより国税局の申請書作成サイトで入力が可能だった。

いずれにしても、手元にかなりの書類を準備して入力が必要になる。スマホの場合は撮影機能で若干手間は減るものの、狭い単一の画面では手続き全体を見通すことができず、またパソコンのように複数の画面を同時に参照できないので手順の説明が参照できずに心細い。スマホでの作業には、手元に別途パソコンを用意して説明を見ながらでないと一般人には無理であろう。

さて入力が終了したとして、どの関係書類を別途送付する必要があるか?、である。これについては、住宅関係の書類の一部が撮影かスキャンしてPDF化したものを入力すれば保存も提出も不要となった。

それ以外は、提出が必要な文書は年々減少している。記載内容を入力して送信することにより税務署への提出又は提示を省略することができる書類のリストによると、

 給与所得者の特定支出の控除の特例に係る支出の証明書
 個人の外国税額控除に係る証明書
 雑損控除の証明書始
 医療費通知(医療費のお知らせ)(注1)
 医療費に係る使用証明書等(おむつ証明書など)
 セルフメディケーション税制に係る一定の取組を行ったことを明らかにする書類(注2)
 社会保険料控除の証明書
 小規模企業共済等掛金控除の証明書
 生命保険料控除の証明書
 地震保険料控除の証明書
 寄附金控除の証明書
 勤労学生控除の証明書
 住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
 特定増改築等住宅借入金等特別控除(バリアフリー改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
 特定増改築等住宅借入金等特別控除(省エネ改修工事等)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
 特定増改築等住宅借入金等特別控除(多世帯同居改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
 政党等寄附金特別控除の証明書
 認定NPO法人寄附金特別控除の証明書
 公益社団法人等寄附金特別控除の証明書
 特定震災指定寄附金特別控除の証明書
(注1)令和3年分以降の所得税より、「医療費控除の明細書」に入力して送信することにより、税務署への提出又は提示を省略することができます。
(注2)平成29年分から令和2年分の所得税において、「セルフメディケーション税制の明細書」に入力して送信することにより、税務署への提出又は提示を省略することができます。
(注3)平成31年4月1日以後、次の書類については、申告書の提出の際に提出又は提示が不要となりました。

である。なぜか、この一番大事な情報は国税局サイトでなかなか見つからなかった。めでたいことにほとんどの文書が提出不要になったが、大半がマイナ制度に紐付けされていないので、手作業で入力しなければならない。

さらにである。

入力内容を確認するため、必要があるときは、原則として法定申告期限から5年間、税務署等からこれらの書類の提示又は提出を求められることがあります。この求めに応じなかった場合は、これらの書類については、確定申告書に添付又は提示がなかったものとして取り扱われます。

と、5年間の保存が義務付けられていて、無くすと税金がかかるという注意(恫喝とも言う)付きである。とすると、納税者は税務署からの指摘に怯えながら5年保存が義務付けられた書類が毎年たまっていくことになる。それなら、申告書と書類一式を提出してしまったほうが家が片付くというものである。

Webmasterの場合、自宅から2kmの通勤途中にある税務署の24時間受付ポストに投函すれば切手も不要なので、E-TAXを選択する理由が無いのである。

手元にカードリーダーがあるので、今年こそE-TAXと意気込むが、結局多くの書類の提出の必要であることが発覚して実行できないできた。今年は提出する書類もほとんど無くなったとの宣伝だったが、書類を5年保存する義務があるということなので当分はおあずけになるだろう。

なお、国税局の作成サイトで作成した書類にはマイナカードのコピー添付が必要と書いてある。しかしマイナカード通知書と運転免許のコピーの組み合わせでもOKである。提出に使った封筒はダイレクトメールで来たものを裏返して使った。これはかつて確定申告会場で、隣の年配の自営業の方から、資料は古い週刊誌に貼るになど納税に一切余計な金はかけないことが大事、と教わったからである。

今回はふるさと納税についてはサイトからXMLフィルが提供されたので入力の手間が減っていた。一方、大手の証券会社であっても特定口座年間取引報告書がマイナ制度に紐付けされておらずXMLファイルも提供されていない。おそらく個人情報の捕捉を嫌うユーザーが証券会社にマイナナンバーを提出していない場合が多いからではないか。

役所から見れば、納税者の資産の捕捉が簡単になる上に、大量に提出される文書を保存廃棄する手間と費用が節約できる。個人情報が含まれるゴミは裁断溶解等の処分に金がかかるのだ。

WebmasterはE-TAXからT自動車のジャストインタイムシステムを思い出した。以前名古屋に住んでいたWebmasterは、三河地区で大量のトラックがエンジンを吹かしたまま高速のSAやPAまた主要な幹線道路に駐停車していることに気がついた。これは、T自動車が納入時間に厳しいため、トラックが時間調整をしていたからである。つまりT自動車は部品在庫のスペースを運送会社と公共スペースに転嫁していたのであった。

同様に、個人の金融資産の情報を捕捉するとともに、添付書類等の管理と保存スペースを国民に転嫁するのがE-TAXの真の姿なのかも知れない。

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鑑札更新6回目プリウスの電子車検証のナゾ(典型的跛行的IT進歩編)

初回登録平成22年(2010)から13年経過し6回目の鑑札更新である。今回からは車検証が電子化されるとか、である。

手順は以前と変わらない。今回は前回車検から2年間に2500kmしか走行していないので、オイルは交換しないこととした。車体下面の洗車、ブレーキパッド残量、オイル量、クーラント量、ブレーキフルード量、ウインドーウォッシャー量等の点検である。トヨタの電子制御ブレーキでは大量のブレーキフルイドが常時循環しているので劣化は遅いが、サンプルを採取して色調が新品と変わらないことを確認した。

ヘッドランプカバーにくすみは少量の水を流しながら電動のスポンジパッドで処理したら手動と違い一瞬できれいになった。キャリパーとパッドの見えるところを掃除しておいた。 車検の持参物は以前とかわりなく、

1)車検証
2)自動車納税証明書(まじめに納税していたら不要)
3)24ヶ月定期点検記録簿

である。それから、

4)自賠責証明書と更新したもの(24ヶ月分)¥20010)
5)自動車検査票(自動車審査証紙1400円と自動車検査登録印紙¥500。前回より100円高くなったのは電子車検証のためか)
6)自動車重量税納付書(エコカーの本則の¥15000)

自賠責は前回が21550円だったのが安くなっているのは、おそらくコロナで走行距離が減っていることと、衝突予防装置の効果のせいだろうか。前回の車検時に書類を確保しておいたので記入時間が節約できた。今回も10月17日期限のNCと12月24日期限のJB470のために書類をもらっておく。

今回は朝寝坊して出遅れてしまった。二輪と違って四輪をライン前に並べたまま事務処理後で遅れると迷惑をかけるので事務処理後に並べたが、平日でお客も少ないせいかそれでも4番目となり、さほど待ち時間はなかった。

ラインに入る前に灯火類、クラクション、パワーウインドー、ワイパーとウォッシャー等のチェックがある。警告灯のチェックは年々厳しくなっていて、令和3年10月1日以降登録の車に対してはOBD 検査が加わる。おそらく全車ではなく警告灯が点灯している車にOBDスキャンが行われ保安基準適合かどうか判断されるのだろう。12ヶ月点検票にもOBD点検の項目が加わっている。

ラインの流れは以前と同じだが、ハイブリッド車ではメンテモードの入れ方だけは練習しておいたほうが良い。過去に二輪、キャンピングカー等を含めて何度もラインにいれているが、チェックは微妙に変化しているので、毎回初心者モード(ハザード点灯)で入場している。

と言うよりは、ハイブリッド車のユーザー車検では係員がほぼ自動的に寄ってくる。最初の車からハイブリッド車だったユーザーはメンテモードはもちろん、ギアシフトの概念が乏しく、ニュートラルへ入れる指示を理解できない場合があるらしい。さらに、多くの新型車ではギアのパーキングモードと電動サイドブレーキの区別がわかりにくくなっている。

検査は問題なく合格し、9時40分には前窓にシールを貼ることができた。

新しい電子車検証はA6(はがき大)で右側にチップが貼付されている。以前と同様の記載の「自動車検査証記録事項」なる紙がもれなく付いてくる。次回の車検ではチップが書き換えられるだけで車検証は使い回しとなるらしいが、その際にまた100円余計にとられるかどうかは定かでない

チップの内容はPCやスマホで読むことができる。手持ちのスマホのNFCをonにして国土交通省謹製の「車検証閲覧アプリ」をインストすれば「自動車検査証記録事項」と同じ内容のPDFが閲覧でき、ファイルとしても保存できる。チップの位置とスマホの読み取り位置を上手にあわせて、電子車検証のQRコードの下にあるクレカのような数字(写真赤枠)入力する必要があり、出るまでに若干の時間がかかる。なおアプリには一度車検証を読み取ると車検の期限が近づくと通知する機能もあるが、現状では通知登録を表示させるとフリーズするバグがあるようだ。

今後の電子化の流れについては、自動車検査証の電子化に関する検討会に説明がある。現状では、ユーザーの持ち込み車検に関しては電子化は大したメリットは無い。

しかし、検査ラインを持つ指定工場(いわゆる「民間車検場」)では手間が減る。現状では車検に合格しても、シール(検査標章)と車検証は車検場に取りに行かなければいけなかった手間が不要になるらしい。電子車検証は指定工場で書き換え可能だろうが前窓に貼るシールの印刷はどうするのかは定かでない。

なお、今後はシールは原則として前窓の右上に貼ることに変わるそうである(Webmasterは中央に貼ってしまったが)。チップについても、そもそもECUに組み込むとか、シールやナンバープレートと一体化するとか、いろいろな案があるらしい。確かに外部から読み取れると便利だが、逆に剽窃されたり書き換えられたりとセキュリティーの問題も発生するだろう。シールに高度に暗号化されたQRコードを記載すれば便利だと思う反面、暗号は必ず破られ悪用される可能性があるのでセキュリティーが心配になる。

今後はリコール情報を始め、無保険車、車検切れ車、盗難車等の処理等が容易になるらしいが、役所の垣根に関係するので時間がかかりそうである。実際WebmasterのプリウスはECUのマイナーなバグ1件についてのリコールをかかえていてまだ対策していないが、今回はそのリコールの指摘はなかったのである。そのうち処理が追加されるのだろう。

現在自動車を登録するには、まず警察署に行って車庫証明を取る必要があり、また車検場にある県税事務所の出張所で自動車税の登録処理がある。これらがずべて一元的に電子化されるには若干の時間がかかりそうだ。さらに、現行では希望ナンバーの処理はかなり煩雑だが、これがどうなるかは書いてない。

それと、気になるのは重量税は13年超えと18年超えで段階的に重課され、自動車税も13年超えで重課となっている事だ。本来ならプリウス30も13年超えで重課を食らうはずだが、エコカーは自動車重量税が2023年4月30日まで減税の対象となっている。しかしこれが5月以降どうなるかは決まっていないようだ。いくら重量税を食らうかについては予め車検の予約サイトでチェックできるようになっている。

本来古いクルマが重課されるのは環境負荷が劣るから、というのが根拠であろう。しかしプリウス30は13年経過しているが、最新の令和2年度燃費基準150%達成車であり、最新型プリウスとの燃費差も誤差の範囲なので、環境負荷が大きいから重課するという根拠に欠ける。

つまり、年限で重課する制度と環境負荷で課税する制度間に矛盾が発生している。そもそも重量税は時限立法で、その1000分の407が「自動車重量譲与税」として市町村道の整備に使われるのが本来の趣旨だったはずが、道路の整備が進み使途が減ったために平成21年から一般財源となっている。国民も業界も廃止を求めているが、エコカー割引とかでお茶を濁して存続している。

なお、金がかかる車検だが、検査料自体は1800円+500円に過ぎず自賠責も回避できないのは納得できるが、根拠が乏しい重量税が存続していることが腹立たしい。

我が家のプリウス30Lグレードは40kg軽く、車体下面に空力付加物を持つ燃費スペシャルである。GPS計測100kmhまで10秒を切る性能と燃費には満足できるが、唯一衝突防止機能が無い。この車を今後どうするかは重量税の去就に関係しそうである。

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寒波と戦うスクーター用山本式防風エプロンのご紹介(もう寒くはないわ編)

Webmasterは古典的なカウリングの無いバイク(最近ではネイキッドとか言うらしい)が好みである。自転車のダイヤモンドフレームが永遠であるのと同様に、前の三角に納まったエンジンの美しいたたずまいが好きである。もちろん空冷のフィンがあれば更に良い。。

初めてスクーターのDIOに乗ったのは2002年と比較的最近で、それまでのネイキッド車では水たまりを避けて走っていたのだが、スクーターでは水しぶきはかからない。それと無段階変速の感覚は未体験のコペルニクス的展開であった。

その後はアドレスV100、リード100を経て現在はアドレスV125が日常の足であり、冬季はスクリーンとナックルカバーに防寒ハンドルカバーで凌いできた。これに冬用インナーとエアバックを仕込んだヒットエアーでかなりの防寒装備となったが、依然としてハンドルとフロントカウルの間には隙間か寒風が入ってくる。

この隙間をハンドルに両面テープで貼ったエプロンを垂らすことで寒風を防げるようになったが、夏期に両面テープをはずすと残った糊が美観をそこねるし、毎年新たにを両面テープで貼るのも芸が無い。

そこで、風水工学を駆使した結果、山本式防風エプロンが完成した。ゴタクはこれくらいにしてお披露目である。

アドレスV125はウインカーがフロントカウル上部にあるので、これを塞がないようなエプロンを作成した。材料はダイソーのシボ付きの発泡塩ビ製?のランチョンマットである。昨年までは両面テープでハンドル下面に貼っていたのを、ゴムヒモによるカーテン式に改良した

エプロンの上辺付近に2cm毎に穴をあけ、スニーカー用のゴム製靴紐を通す。これをヘッドライトの下面に垂らし、ハンドル両側の下面を通ってミラー基部に結びつけている。エプロンの上面はステアリング軸とライト下面の光軸調整のネジの間に絶妙な形で収まっている。下端は走行中は風でカウルにぴったり張り付いて防風する仕掛けだ。

色彩的に黒は色気が無いので、ゴムヒモをオレンジとしてバランスをとったが、車体と同色のほうが良かったかも知れない。エプロン下端はウインカー部分を切り欠き、また正中下面を切ってカウル上部前面を覆うようにした。写真のようにステアリングを切るとエプロンはウインカー上部の凸部を覆うのでウインカーがケラられることは無い。

効果はフェノミナルなもので、スクリーンとナックルカバーと山本式防風エプロンでライダー投影面積のほぼ9割をカバーする。装備したデジタル温度計では、福岡の最低気温である零度付近でも寒くなく、唯一ヘルメットの曇りが気温を意識させる。ルックスも剣道防具風で耐えられる範囲だと思う。上端はもうすこし左右幅があってもいいかも知れない。

スクーターによってハンドルとカウルの形状が千差万別なので写真を参考にトライしてほしい。コツは真ん中の下部に切れ目を入れて走行風でカウルに密着するように形状を工夫することか。

巷では、アドレスの新モデルが発売されたが、期待を下回る出来だった。まず前モデルに引き続いてフロントカゴをカウルに装備する金具が無い。シート下にフルフェイスのヘルメットが収まらない。リアキャリアが標準でなく、オプションのリアキャリアでも燃料の蓋とリアケースが干渉する。11.4psあったV125k5に比べ8.7PSと低下した上に、V125で6L強あった燃料タンクも5Lと小さくなっている。デザインはジェンマ風の肥満スタイルと全ての面でV125よりグレードダウンした印象である。

新型を見て、改めて初期型V125の偉大さを認識した。そこでメラニンスポンジで白化した樹脂を削りシリコンスプレーでお化粧したところ見栄えも良くなりますます愛着が湧いた所である。貴重なV125k5を末永く維持するためにも安全運転と整備に努めなければいけない

さてV125から大型のスクリーンとナックルカバー装備だけのNCに乗り換えるとやはり防風効果が低く寒い。NCにはラジエーター外側にバンパーがあるので見栄えの良い防風装置を考案中だが、速度域が高いのでそれなりに強度が必要だろう。もしうまいものができたら紹介したいと思っている。

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激古テスターの保護ヒューズ装備のナゾ(また焼かないように編)

またまたテスターの話である。

戦艦大和級テスターEM-300修理のナゾ(また焼くのが怖い編)
太古テスターSP-6Dの完全修理のナゾ(ヤキモチが怖い編)
不良在庫に救われたラジオシャックテスターのナゾ

で完調となった旧式アナログテスター群であるが、再度不幸な事態を招かないように保護ヒューズを入れることにした。

保護ヒューズの有効性については、現用中のサンワYX361Trに装備している500mAヒューズはすでに3回ほど交換している。つまり、テスターには誤使用が避けられないということだ。現在の多くのまともなテスターにはメーター保護のためのダイオードと、内部回路保護のためのヒューズが装備されている。

とすると、デジタルテスターには不要なのか?という疑問が湧くが、その理由は多くのデジタルテスターには焼損の原因となる電流レンジが無いためである。電流レンジで電流レンジを装備すると絶縁等の規格を満たすためにコストアップになるので、あっさり割愛されているのだ。

しかし、有名な安物テスターDT-830Bには4Aと10Aの電流レンジがあるので焼損の可能性があるが、テスターリードの銅線が激細なので、リードが先に焼けて本体を救うという特殊保護回路になっているせいなのか、まだ焼いていない。

まず虎の子のEM-300である。

500mAヒューズに透明シュリンクチューブを被せてマイナス端子と配線の間に仕込む。マイナス端子には5A専用端子から太い抵抗線がつながっているが、これは少々の電流オーバーでは焼損しない。ヒューズの足は50年近く不良在庫だった真空管アンプ整流用ダイオードの丈夫な足を使っている。ダイオードの足はチップへの熱伝導を減らすために鉄製なのである

ヒューズの足のハンダ付けは手早くする必要がある。ゆっくり熱しているとヒューズ内部の線まで溶けてしまうからだ。内部回路とのハンダ付けの熱はダイオードの足のおかげでヒューズ側の半田付けには加わりにくいようである。仕込んだ後に精度チェックしたが、この手のヒューズでは目に見えるような誤差は生じないようである。

次はSP-6Dである。

内部には、接触不良知らずの高品質回転スイッチと、美しい抵抗が立体配線で配置されている。SP-6Dでは個別の巻線抵抗となっているが、これより前のSP-6では底部に複数の巻線抵抗のための絶縁バーが配置されていた。

ヒューズの配置はマイナス端子と内部配線の間である。これまたヒューズは精度には影響ないようだ。

次が、ラジオシャックのマイクロンタ(Micronta22-212)である。

スイッチ基板の4個のネジをはずし、基盤を貫通してマイナス端子へ繋がる黒い配線を基盤上面からリルートして使用する。マイナス端子がネジ止め固定なのではずして半田付けできる。筐体が小さいがヒューズの収まりはまずまずである。

これまたヒューズは精度にはあまり関係しないようである。

これで、YX351Trを含め、手持ちのアナログテスター4台では、今後はあの内部抵抗が焼ける芳しい香りを味わうことな無いだろう。それはテスターにとっては安心だろうが、あの悪魔的に芳しいテスター焼損の香りを二度と嗅げなくなるのも寂しいという、アンビバレンツな気分でもある。

実際、街で2スト車を発見すると、追跡して2ストオイルの匂いを嗅いでみたくなる気分と同じであろうか。かつて2ストオイルの匂いを嗅ぎたくてリード100を入手したことがあった。

多走行リード100リストアのナゾ(その3)
多走行リード100リストアのナゾ(その2)
多走行リード100リストアのナゾ

しかし、期待に反して排気対策の触媒のために匂いや煙が殆ど無かったことを思い出したのである。

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あけましておめでとうございます(今年もよろしくお願いします編)

あけましておめでとうございます。

昨年の年末から今年にかけては福岡でもコロナが猛威を奮っているため、基本的に活動は低調である。

その前に2022年を簡単に総括しておきたい。

まず仕事は大きな変化がないが、活動はコロナ前に1/3から半分に留まった。
健康面も大きな変化はなかったが、青魚を多食して老化と戦っているところ。
マーケット関係は成長中の企業が大手大規模空売りで低調な一方、貴金属が予想外に伸長したものの、全般には低調であった。
四輪はコロナのため走行距離が落ちていて、今度車検のプリウスは前回車検からの走行が2500kmに留まった。当分は更新よりは維持であろう。
二輪は便利なV125だけでなくNCの使用を心がけているものの距離が伸びていない。
自転車は前カゴとリアケース積載の電動アシスト車の距離が伸びているが、ロードバイクとMBは使用頻度が落ちている。
パソコン類は数年落ちリース上がりノートが溢れていて用途に困る程だが、メインはWin11に更新にSSD換装になるだろう。
ピアノはバラードとスケルッツオは死守しレパートリーを維持しているが苦しい状態

さて今年もテーマは終活で、そのためには持ち物の処分を進めなければいけない。方針としては、

(基本的に維持するもの) V125、プリウス、電動アシスト自転車、ピアノ
(体力、活動度に応じて中長期的に処分するもの)NC、キャンピングカー、ロードバイクとMB、その他のジャンク

とを明確に区別する必要がある。V125とプリウス(および後継)はキープするにしても、終活でいつかは免許返納し電動アシストチャリが中心になることを覚悟する必要があるだろう。

(絶対に守らなければならないポリシー)

趣味にもかかわることで辛いのだが、自らの戒めとして書いておきたい。

1)ヤフオク、メルカリ、ハードオフ等で売っているジャンク類を見ない、買わない

かつては貴重だったハードもオークkション等で簡単に入手できるところが鬼門である。しかし嘗ての重量級の高級オーディオも、現在はキャラメル大のデジタルオーディオとなり、しかもジェネリック化も進んでいる。したがって、いかに魅了的であっても不要不急のハードは見ない、買わないを徹底する。

2)在庫管理を徹底し、ものを減らす

年末に大掃除で行方不明だった製品、部品が出てきた。常に在庫の整理を心がけ、無駄な備蓄を減らしたい。

3)使用頻度の低いものは思い切って処分する。

また、修理のためのの部品取りガラを一掃しなければいけない。過去故障した機器の代替品を購入したものの、故障が修理されてしまっったために長期在庫となってしまったものも整理が必要だ。

4)修理可能であっても、エネルギー効率の劣るものは敢えて更新する。

エアコン等のパワーエレクトロニクスが相当するだろう。古いインバーターの素子はバイポーラーTrだったが、最新のものはエネルギー効率の記載が義務化されたためにより損失の低い素子が使われており、しかもアジア製で価格が半減している。もちろん更新に必要なエネルギーと、古く効率の低い製品を使い続けることによるエネルギーロスを慎重に見極める必要があるだろう。

というわけで、本ページのポリシー

本頁デハ地球環境ニヤサシイB級てくのろじーノ実践ヲ追求ス

は死守しつつ、終活にむけて整理を続けていきたい。このポリシーに反すると思われたときには、厳しい指摘もお願いしたいところである。

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