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今日の必ずトクする一言
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●風水別館 Annex version 2022

不良在庫に救われたラジオシャックテスターのナゾ
今日のトクする一言サーバー移転の顛末


不良在庫に救われたラジオシャックテスターのナゾ

今回の体験は少し背中に寒気を感じた体験についてである。長年使った道具には魂がこもるので、おろそかに扱ってはいけないということである。

電子細工をされる方なら最初に手にしたサーキットテスターには思い入れがあるかも知れない。Webmasterの場合はサンワのSP-6Dであり、過去

大古テスター復活のナゾ・その3(太陽光発電モニター編)
大古テスター復活のナゾ・その2(スーパーフラックスZ編)
大古テスター復活のナゾ

に登場したが、現在も太陽光発電の電圧監視に活躍している。

Webmasterにはもう1台思い入れのあるテスターがある。それは米国に留学中の1986年頃にマンハッタンのラジオシャックで購入したMicronta 22-212 multimaterである作りはSP-6Dとは比べようもない韓国製のプアな製品ながら最低の機能は満たしており大活躍した。仕事場にはテクトロのオシロ等があったもののテスターが無かったのである。帰国時に持ち帰り、最近までSP-6Dとペアで電圧監視に使っていた。

それがある時に電圧レンジにしたつもりが電流レンジになっていて焼損してしまった。テスターの焼損はら殆どが電流レンジでの誤使用だと思う。電圧レンジでは少々のオーバーでも直ちには焼損しないものだ。

写真の左の真ん中あたりの抵抗R7が焼損しているのが見える。このため表示が過大となり使い物にならなかった。しかし抵抗値がわからない。写真左下の感度調節の半固定501があるので、若干の誤差があっても何とかなるので、適当な半固定をつけて抵抗値を探ればいいのだろうが着手しかねていた。

しかし、テスターがWebmasterの視界に入るたびに、恨めしそうに睨まれているように感じていた。

ラジオシャックという電気店はかつては全米にあり、電化製品から抵抗1本まで売っていたので、米国で電気細工をする人はみんな知っている便利な店だった。我が国でもパソコンの創成期にTRS-80なる製品が輸入されていて、Webmasterの仕事場では先輩のK先生が使っていた。生意気にもちゃんとしたTRSDOSが乗っていて、フロッピーディスクも使うことができた。5インチフロッピーが片面単密度で78KBで、それに穴をあけて両面使うのがしきたりだった。

その後もTANDYは中級品のCB無線機や携帯電話から衛星TVチューナー、パソコンに至るまで独自ブランドのものを売っていた。京セラOEMのTRS80-100ラップトップはプレスに大人気で、この製品以降は記者が世界中からモデム入稿するようになったが、クラブ100なるユーザーグループもあり、他には組み込み機器等のコンソールとしても多数残っている。ビルゲイツはTRS-100が設計に参画しコードを書いた最後の作品だと言っていた。その後は格安で大量の輸入される電子製品に埋没して倒産し、全米中のフランチャイズ店は散り散りになってしまった。

ラジオシャック製品の多くには動作原理の説明や回路図がついていて修理や改造が容易だった。そのため、ラジオシャックと共に育ったプロアマの技術者も多く、製品のコミュニティーも多く存在する。ラジオシャックのカタログ(1939-2011)の全ページを参照できるサイトもある。驚いたことは自宅にあったAKAI1710オープンリール4chレコーダーのOEMモデル1660がラジオシャックで売られていたこである。

Webmasterが米国にいた1986年頃のカタログでは多くの製品が日本製OEMだった。ポータブル電話もリースしていて、毎月49.95ドルと書いてあった。留守番電話が79.95ドルだったので、購入して日本でも数年使っていた。他にはタイマーやブロックコンバーター(CATV全波をUHFにシフトする)、300bpsモデム、MiCad電池やその他多くのラジオシャック製品を使っていた。コンピューターもトイやゲーム用からシャープやカシオOEMポケコン、TRSDOS、IBMコンパチからプロユースの68KのXENIXマシンまで幅広く扱っていた。問題のMicronta 22-212は1986年版の134ページに載っていて10.95ドルとある。

ネットで検索すると22-212のマニュアルに記載されていた回路図が出てきた。

テスターの回路図はどれも似たりよったりだが、22-212は分圧回路は精密抵抗で作られているものの、メーターまわりには感度調節の半固定を使うなどメーター感度のバラツキを許容する冗長度がある。すべての抵抗値が精密で決め打ちされていて感度調節用の半固定などが無い日本製のテスターとは設計哲学が異なるが、古くなって部品が劣化したり焼損しても修理調整が簡単という面はある。このあたり、先の大戦で米国の船はダメージを負ってもなかなか沈まないのに対し、日本の船は少々のダメージで沈んでしまったという話を思い出した。

回路図からR7は4.67Ωであることがわかったが、調節が効くので5Ω前後のものがあれば何とかなりそうである。そこで長期不良在庫部品を漁ると、写真のようにおそらく一生では絶対に使い切れないほどの大量の4.7Ω抵抗が出てきた

これらの抵抗はおそらくWebmasterが70年代の大学時代に秋葉原を遊弋中に購入したバルク品だったと思う。それが40年以上の年月を経てテスターに収まったのである。そもままでも誤差は殆どなかったが、固定抵抗の調節で最新の電子テスターと同じ精度に追い込むことができた。

とすると、このバルクの抵抗は40年以上後に故障テスターと出会うべき運命だったのだろうか?そもそも秋葉原でWebmasterがこのバルク品に出会った事自体が運命だったのだろうか?そう考えると背筋に寒気が走ったのである。

そういえば、手元あるオシロ(岩通のSS-5100)にも魂がこもっているのではないかと感じた経験がある。このオシロはTRS-80を使っていた先輩K先生が、デジタル式発話積算計を設計して組み立てていた時に使っていた代物だ。これは音声を増幅しコンパレーターに入れてカウンターを動作させるもので、幼稚園の保母やアナウンサー、電話交換士などがどの程度音声を酷使しているかを解析するのに使われていた。

その後医局で電気生理学に使われていたようだが、ある日廃棄されていたのを拾ってきたものである。そして、

特別企画普及型D級ICアンプで山本式電流帰還!!(理論編)

の時に久しぶりに通電したら、画面の半分しか掃引しなくなっていた。そのうちに焦げ臭いにおいがしたかと思うと筐体から煙がでてきたので慌てて電源を落とした。これでついに寿命を迎えたので最新のデジタルオシロに更新できる日が来たのか?と思った。

その2,3日後に内部を点検したが発煙した部位がどうしても確認できなかったのでダメ元で通電したところ、なんと画面半分しか掃引していなかったのが治っているでは無いか。校正用の矩形波を入れると感度は少しずれているが使えることは使える。しかしトリガーがかからず、シンクロでなくオシロになりさがっていた。おそらくトリガーの極性を変えるスイッチかレベルを変えるボリュームが接触不良を起こしているのだろう。

まあそのうちにまた治すかということで、SS5100はまだ手元にある。というか、廃棄されてたのを旧知のWebmasterに拾われたからには、身を焦がしてまで二度と廃棄されないぞとの根性を感じたので、デジタルオシロに更新できなくなったのである。

というか、実は数千円の安いデジタルオシロを買ったのだが、蓄電池デサルフェーターの波形をチェックしていたら発煙した。入力は耐圧50Vp-pのはずだがパルスが大きかったのか、入力回路のパターンが焼損していた。Webmasterこの時もひょっとしてSS-5100のヤキモチではないかと恐れたのである。本格的なデジタルオシロを買うと、ヤキモチでそっちが発煙しかねないと考えるといまだ買えないでいる。

なお、上の写真がファジーに見えるのはデジカメのピンぼけでもオシロのフォーカスボケでも無い。D級アンプのノイズがバラックでポンコツなアンプのいろいろなところに乗ってこういうふうに見えるのである。D級アンプ恐るべし。

というわけで、Webmasterの周りには因縁というか魂というべきか、いろいろな思いのこもった古い機械が捨てられずに溜まっている。過去にも似た事があったので、丁寧に分解し、鍵となる部品を大事に保管することで祟りを逃れることができた経験がある。

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今日のトクする一言サーバー移転の顛末



謹賀新年

今年もよろしくお願いします。


文頭にあるように、”今日のトクする一言”サイトはkiwiサーバーに引っ越しした。ここで簡単に歴史を書いておきたい。

このサイトは、九州大学に1995年8月に開設したばーちゃる耳鼻科のパソコン情報などの付属ベージとして始まった。当時大学にはグローバルアドレスが割り振られていたのでサーバーを立ち上げればすぐにサイトを公開できた。

しかし、サーバーの突発事故で1995年ころの記載のかなりが破損し失われてしまっている。今回、サーバー移転の折に回復に努めたが、1996年のwindows95に関する記事あたりからしか回復できていない。

失われた分に何が書いてあったか記憶をたどると、ばーちゃる耳鼻科の最初のWWWサーバである1994年発売のマッキントッシュLC630で走るMacHTTPによるサイト構築情報だったように思う。このマシンはモトローラMC68040の33MHzで動作していた。

当時仕事場にはすでにPowerPCの6100や7100があったが、System7とPowerPCと68xxxコードを走らせるエミュレーションの出来が悪く、買ってきてパワーを入れて数時間放置するだけで勝手にハングしているという代物だった。それまでWebmasterも医者に多いマック真理教の下僕だったが、このころにマックに見切りをつけたと思う。

68040はシステム7から不要な付加物を徹底的に取り省くことで、遅いながら安定して安定して動作していた。その後のPCの風水学的変造のアイデアはこのあたりからだろう。

その後ばーちゃる耳鼻科のアクセスが増えてMacHTTPでは処理が追いつかなくなったので、誰も使わない、というか使えずに余っていたピザボックスSPARCsttionに引っ越した。これはBSDでなくSolarisで動いていたが、ある日sendmailの脆弱性がハックされてしまった。グローバルアドレスは外部からの攻撃に直面するのである。

米国のどんな機関からか覚えていないが、「お前のマシンはハックされてSPAMを撒いているので、ただちに処置しないとIPを抹消する」的なメールが来て肝を冷やした記憶がある。その後このマシンは二度と電気を入れられることがなく数年後に廃棄された。

そこで、Sendmailなどの危険なサーバー機能がなく、また種々のワクチンソフトがあるWin95マシンに引っ越した。手元にあるいろいろなDOS/Vマシンをサーバーにしてみて、ネット機能の性能がCPU性能と比例しないのを知ったのもこのころである。記載としては、

Windows95setup tips ---Windows95でインターネットver.March 24
Ethernetカードで構内LANを介して接続する方法、IRQ衝突対策
ethernetの基本
Win95附属のping,ftp,tracert使用法
転送速度表示
ダイヤルアップIP接続の方法(ppp,slip,cslip,スクリプトツール設定)、モデムのノイズ対策などなど
PC9800DAなどの9種類の型遅れマシンにWindows95をインストールするとどうなるか,CyrixCPUのCache制御、各マシンのトラブル対策などなど
WWW Server on Windows95 ---Win95でWWWサーバー。MS Personal Web Serverについてver.1996

特に最後のMS Personal Web Serverは数年間に数百万ページのダウンロードをこなしていており、掲示板などの機能も提供していたが、その後大学が独自のWWWサーバーを立ち上げることになり、ばーちゃる耳鼻科のコンテンツは大学の部門サイトへ、また今日のトクする一言は個人のサーバーとに分離したのである。

その後今日のトクする一言のサイトはRed Hat Linu5.1のLinuxサーバーやNT3.Xなどいろいろな機械をジプシーのように移動していたのである。

□August 23:楽しくて長いLINUXな一日のナゾ

なお、LC630のMacHTTPはその後も別のIPで文中の特定の画像、例えばのアクセスログ採取だけの目的で稼働し続けていた。

□August 3:アクセス解析(Nov.1997-July,1998)

その後、アクセス数が非常に多く雑誌にも掲載されている個人コンテンツが学内IPに存在することが問題になりそうな気配があったので、個人コンテンツはbekkoameに移動した。当時はbekkoame.or.jp/~jh6bha/なるURLで動いていたと思う。

さてドメインwww.tomoya.comは日時ははっきりしていないが、現在はGMOの子会社になっている「お名前.com」の創業時に10円でドメインが取れるキャンペーンで取得したような記憶がある。そしてwww.tomoya.comからbekkoameサーバーにリダイレクトするようになった。

さてcoaraとの付き合いであるが、coaraは大分県の第三セクター事業として始まった。当初はモデムを使ったパソコン通信だったが、ネット創世記の地産地消をテーマに参画し、1999年に日本で初めてADSLサービスを始めたことが有名である。福岡市でもADSLが開始されると聞いて、2001年に天神coaraと契約した。

□June 31:ブロードバンド最適パラメーターのナゾ
□June 24:アジアの風ADSLの速度のナゾ

契約したものの、福岡市西区初めてのNTT局内のモデム設置とのことで、調整や回線調査に若干の時間を要した。IPアドレスはグローバルでモデムも米国規格のものであった。米国規格のモデムはISDNとの相性が悪いということになっていたが、家電からのノイズやラジオ波の干渉のほうが影響が大きかった。ISDNとの干渉云々はNXXの妨害工作だったような気がする。

過去のSPAMサーバーの恐怖体験から無線LANとルーターを設置した。速度は1Mbps程度だが当時は驚異の速度であった。日々日々速度上昇を狙ってパラメーター調整やノイズ対策をやっていた記憶がある。

その後coaraもWWWサーバーサービスを始めたので、個人コンテンツをcoaraに移した。coaraはwww.tomoya.comからリダイレクトするようにしてくれたが、その方法は最近kiwiサーバーにサイトを引っ越したときに初めて判明したのである。

さてcoaraもいろいろ変遷があり、当時の米国規格のモデムから、NTTフレッツ系のものに変わり、グローバルIPからPPPoEになった。グローバルアドレスの怖さを知っているだけにPPPoEへのグレードダウンはあまり気にならなかった。

その後coaraは事業を縮小し、第三セクターから2019年に九州電力の傘下に入った。これで一安心と思ったのだが、昨年の9月にプロバイダー事業とwwwサーバー事業を12月末日をもって中止するとの手紙がやってきた。まさに晴天の霹靂である。メールもcoaraドメインのアドレスには来ていたが気づかなかった。個人的には多数の個人や企業のユーザーをかかえていたサーバー事業をやめる理由が理解できないでいる。

手紙に書かれた移行説明を読むと、kiwi社への移行には若干の優待サービスがあるとのことで、11月1日に契約し、サーバーはその後開設されコンテンツを移動することはできた。

問題はwww.tomoya.comドメインからどうやってkiwiサーバーにリダイレクトするか、である。技術的には、wwwサーバーの構築と、www.tomoya.comからのリダイレクトは全く別の問題なのだ。

10円サーバーで獲得したドメインであるが、その後「お名前.com」からレジストリの権利をMelbourne Itに譲渡したので、勝手にそちらと契約しろとの知らせがあり、クレジットカードで管理費を支払いしていたが、ドメインは管理していてもそこにサーバーがあるわけでなく、リダイレクトの方法がわからなかった。

wwwサーバーの技術書を読むと、「.htaccess」を使う方法が書いてあった。とにかくネームサーバーにサイトの引っ越し先を一度でも知ってもらえばあとは自動的にリダイレクトされるようになるが、URLに「~」が使われているサーバーでは「.htaccess」は使えなかった。それは「.htaccess」の記載にも「~」があるので混同されるからであろう。

何度かcoaraに今までのリダイレクト方法を問い合わせたが返事がない。おそらくcoaraでは業務終了で大混乱していたのだろう。そこで、kiwiと相談して、まずドメイン管理をkiwiに移すことにした。そしてkiwiとリダイレクト策を検討することにした。

AUTHコードをMelbourne Itに問い合わせるが、なんとドメイン管理ページで特殊な処理をすると表示されてた。それをkiwiに伝達したところ、ドメイン管理が引っ越したとの連絡がきた。

しかしzone情報とcoaraでのリダイレクト方法がわからないという。そこでcoaraにメールを3回かいた。過去2回書いたが返事がなかったが今度は返事がきて、zone情報とリダイレクト方法がかいてあった。それによれば、

「
www.tomoya.com へ飛んできた通信が、下記の設定で、http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/ へ転送されています。

;META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/higawari.html">」

知ってしまえばなんということもないが、www.tomoya.comなるサイトを設定し、coaraのネームサーバーに登録したのである。そのサイトのindex.htmlにリダイレクトのためのMETA記述が1行書かれていたのだ。「.htaccess」よりも安直な方法で設定されていたのである。実は、サイト内では長らく、

;META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0;URL=higawari.html">

でindex.htmlからhigawari.htmlにリダイレクトされるようになっていた。この方法の欠陥は、サイトを移動した場合Google等に蓄積された過去のアクセス情報が継承されないことであるが、アフィリエートとかしていないので問題ないである。

ということで引っ越しが完了した。今後もkiwiサーバーの今日の必ずトクする一言をよろしくお願いします。

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