http://glau.student.harvard.edu/Omnicron/OmniHTTPd/
もしくは
http://www.fas.harvard.edu/~glau/httpd/
である。もし、これらがレスポンスしない時は
http://www.windows95.com/
を探して欲しい。
このソフトの特徴は、とにかくサイズが小さく(約250kb)、レスポンスが早い上に設定が簡単。いくつかのフレーウェア、シェアウェアのWWWサーバーソフトを試用してみたが、どれもサイズがこの10倍以上の割に、レスポンスが劣る。信頼性はとても高く、これソフトで半年間に約2万visitors、30万filesを処理したが、これが原因でハングしたことは無かった。また10visitors位が同時アクセスしても問題ない。
さらにこれは次に述べるMicrosoft Personal Web Serverと180度異なるアプローチで、Windows95のOS自体にほとんど変更や細工せず動作する。このため、AT互換機であろうがPC9800であろうが、PC9821であろうが問題なく動作する。また、他のアプリやOSのサービスと干渉しない。おまけに完全にフリーである。
考えてみると、WWWサーバーといえどもFTPサーバーソフトに比べて何か特殊な事をしなければ、このサイズでできあがるはずなのである。欠点はアクセス制限(ユーザー認証)が今の所できないことである。しかしWWWサーバーをイントラネットとして使うのでなければanonymousで問題無いと思う。
で、リモートメンテはftpサーバーソフトが必要だが、なかなか適当な物が無い。私はFreeway FTPver2.0というのを使っている。これも上記のhttp://www.windows95.com/か、 http://www.agric.za/freeway/で入手できる。欠点は時々反応しなくなることである。どうもfileの共有のロック、アンロックがうまく動いていないようだ。
http://www.microsoft.com/windows/software/localize/jpweb.htm
にある。
米国版は
http://www.microsoft.com/ie/iesk/pws.htm
を探して欲しい。
このソフトの特徴は、完全にOSに組み込まれることである。ファイルをダウンロードして実行すると一見何も起きないように思われるが、なんと共有やTCP/IP関係のwinsock.DLLやVXDが勝手にアップグレードされ、以後共有関係の設定が英語になってしまうし、設定が増える。またコントロールパネルに設定のアイコンが登場する。
このアイコンをクリックすると、設定メニューが出てくるが、そこのボタンを押すと、なんとWWWブラウザー(インターネットエクスプローラーもしくは他のブラウザー)が立ち上がり、その画面上のタブとFORM入力で、スクリプトが動作し、レジストリーが設定される。つまり、サーバーとクライアント(WWWサーバー)の設定が完全にOSに組み込まれていて、WWWブラウザーを使って設定されるわけで、Microsoftが考えるWindowsGUIとブラウザーの統合がすでに実現されている。
この段階では現状のOS機能、とくにネットワーク機能とは大きな干渉がない。しかしこのWWWサーバーにはftp機能が組み込まれているが、これでユーザー認証するにはセキュリティー機能の向上のためにシステムが改造されているので、コントロールパネルのネットワーク機能に細工が必要になる。まず、ネットワークのファイルとプリンターの共有のチェックをはずし、ftpユーザーの登録が必要になる。
この段階で、いままでのファイルやプリンターの共有がユーザー認証にグレードアップされるために、共有の設定に変更が必要になる。従ってすでにファイルやプリンターの共有設定しているむきには、必ずしも勧められない。
もしWindows97の将来像が気になる向きには、このソフトの仕上がりを見るのがいい経験になりそうだ。文責:webmaster