□Jan. 27:お年玉特別企画春日大社のお告げ2002のナゾ
□Jan. 20:お年玉特別企画新春ファンヒーターお手入れのナゾ
□Jan. 13:お年玉特別企画特殊接点復活剤コンタクトZのナゾ
□Jan. 6:ウイルス大量来襲のナゾ
Jan 27
●お年玉特別企画年春日大社のお告げ2002のナゾ
昨年の春日大社のお告げ2001からちょうど一年たったが、お告げは当たっただろうか。ゴタクはおいて、さっそくtomoya.com謹製春日大社の星取表2001バージョンである。
グラフはあろうことか下方に尺はずれしている。この長い長いグラフを見て気付くのは約32ヶ月を波長とする長い波動である。とすれば直近の山である2000年の4月から数えて16ヶ月後の2001年8月頃が底になるはずであった。
ところが9月の米国同時テロとその後の金融危機のために底の時期が遅延したと考えられる。短期的にはテクニカル指標が突発的な事件に勝てないことを良く示している。悪役は何の根拠もない30社リストと瑕疵条項を悪用したS生銀行、そして自ら401Kへの道を閉ざした懲りない証券会社だと言われている。
ところで昨年の文言は、
”新世紀に入り欧、米、は陽の極 日、亜、は陰の極 太陽は東から昇る 欲に限りなし 欲に底なし散る桜、残る桜も散る桜”
さて今年のお告げは怪しげな情報によれば、
一月 高寄り
二月 下押す
三月 小底
四月 ジリ高
五月 堅調
六月 軟調
七月 安値拾ひ
八月 小反発
九月 押し目買い
十月 急伸
十一月 底入れ
十二月 次第高
”夜明け眞近かの午の刻 七赤金星歳もよし 蒔かぬ種は生えぬ みんな活きてゆく 音たてている ”
だそうである。Webmasterの解釈によると既にマーケットは底を打っていて、今は仕込みの時期である。どの産業が中心になるかは議論となろうが、生活に密着したセクターにはすでに胎動を始めているものがある、と読める。倒産が相次いだ流通や金融(リテールと与信)に変化が現れる予感があるのだが、当たるだろうか。
ご注意:お告げとその解釈の真偽についてWebmasterはいっさい保証いたしません。また春日大社のお告げについて著作権問題がありましたら、webmasterまでお知らせ下さい。
Jan 20
●お年玉特別企画新春ファンヒーターお手入れのナゾ
布団のなかでぬくぬくと無線LAN経由のノートパソコンでネットを楽しんでいたWebmasterの布団がはぎとられた。緊急出動の下命である。今回はC社のファンヒーターの手入れである。着火時に立ち消えしたりトロ火で消えると言う。ファンヒーターについては、
●July 10:修理が難航した石油ファンヒーターのナゾ・その2 (原因究明編)
●April 5:修理が難航した石油ファンヒーターのナゾ
以来である。実はトラブルの原因は判明していた。昨年の冬に同型機を修理した経験があるからだ。基本的にファンヒーターは自動車の燃料噴射装置と良く似ている。違うのは点火装置が始動時にしか動かないこと位か。クランクセンサーこそ無いが燃焼用ファンに回転センサーがある。
C社の製品は大手M社、S社と似た燃料噴射式丸形バーナーであり、ファンを2系統持った高級な構造である。この手はバーナーの加熱のために始動時間が長いが、能力可変幅が広く悪質灯油にも強く、いったん着火すれば消費電力も低い。
一方電熱気化器式というものもある。これには燃焼用ファンが無く制御も簡単になっている。気化器を加熱すれば良いので始動時間が短いが、能力可変幅がやや狭く悪質灯油に弱い。また着火後も気化器を加熱する必要があるので消費電力がやや多い。ただ、いずれの形式でも共通するのが今回のトラブルである。
ここで丸形バーナーのファンヒーターのおおまかな点火制御のおさらいをしておこう。
1.ポットヒーターで燃焼筒を加熱。
2.ポットサーミスタが適温感知すると燃焼用ファン始動。燃焼ファンには回転数センサーでサーボがかかる。空燃比を維持するためだろう。
3.オイルポンプ始動。ポンプはプランジャー式で制御パルス数で吐出量が決まる。
4.点火装置始動。バーナーの電極からの放電で着火。
5.通風ファン始動。通風ファンはインバーターの周波数制御のみでサーボはかかっていない。厳重な制御が必要無いからだろう。
6.フレームセンサーで炎を感知。燃焼すると気体が電離して電気抵抗が減ることを利用している。
7.始動に成功したらルームサーミスタで室温を検知し、制御マイコンのマップに従って燃料吐出量、燃焼ファン回転数、通風ファンを制御。
8フェイルセーフとして、温度スイッチ(過熱時遮断)、油面センサー、振動センサーなどがある。フレームセンサーは立ち消えや酸欠による燃焼不良のチェックにも使われる。
今回のトラブルは5,6のあたりでフレームセンサーが炎を正しく検知していないようだ。フレームセンサーの表面に絶縁性の酸化物が堆積して電導性が悪くなるのである。ただしバーナーをバラす前に空気系統、燃料系統のトラブルを除外する必要がある。
まず空気系統ではファンやフィルターに綿ホコリが付いていないか調べる。次に燃料系統のチェックだが、悪質灯油を使っていないか、配管に緩みが無いか、タンクやフィルターの底にゴミ、水がたまっていないかを調べる。気化器式では清掃モード(空焼き)があれば動作させてみる。
空気系統や燃料系統のトラブルではそもそも着火しないことが多い。これに対し、正しく着火するのに直後に失火するとか、トロ火の時に失火するのがフレームセンサー不調の特徴である。
それでは早速修理だが、自己責任でやって欲しい。技術レベルとしては自動車整備でキャブ、燃料噴射、点火の簡単な整備ができるユーザーが対象である。フレームロッドは消耗品で交換すれば良いのだが、通常は消耗するより酸化物の堆積の方が先に来るので、研磨で充分である。
手順 (C社GT-XXXX系統)
1.電気プラグを抜く。ファンヒーターが冷めるのを待つ。急ぐときは軍手用意。
2.フロントパネルをはずす。ネジ2個。配線類の取り回しはデジカメで記録しておく。
3.オイル配管をはずす。フレアナット2個。燃焼ファンのゴム製ダクトをはずす。
4.背面通風ファン固定ネジ4個をはずす。背面のバーナーボディー固定ネジ4個をはずす。バーナーボディー前面のネジ1個(図矢印)をはずす。
5.バーナーボディーをわずかに持ち上げ、背面板金の爪からはずす。ボディーを浮かせたまま、バーナーボディー前面の上面と下面をこじって分離。配線類を切らないように注意。
6.バーナーが露出する。点火電極とフレームセンサーを確認。フレームセンサーの表面についた酸化物を金属光沢が出るまで紙やすりで除去。紙ヤスリは#80->#120->#240の順。
7.バーナーの保炎リングや金網類の酸化物も除去し、接地用のネジを増締しする。長期間の燃焼による振動でネジがゆるんで導通が悪くなることが多い。削りカスもきちんと除去。
8.元通り組む。高熱と振動が加わる機械なので、配線の取り回しは元通が無難。
以上である。器用なユーザーなら15分ほどの作業だろう。今回の修理で、このファンヒーターはさらに数年使われる予定である。
さて進化段階としてはプラトーに達した現代のファンヒーターだが、最近は無情のデフレ風が吹いている。気化器式のパイオニアD社が廉価で市場を席巻しているため、大手メーカーの退却が相次いでいる。本年度は白モノのS社が退却したが、これは油面センサーのトラブル(リコール情報)のせいかも知れない。体質的にユーザー軽視が特徴のT社も撤退したが、その方がユーザーのためである。
意外なことに液晶のS社が小細工に熱心である。シェア上位のM社はどうしたことか通風ファンにシロッコファンを採用している。圧力差が少ない通風ファンにシロッコファンは騒音や能率の点で不向きであり、僅かな小型化の代償に騒音や電力消費は増えている。このあたりは近々に無情の廃番風が吹くことだろう。
Jan 13
●お年玉特別企画特殊接点復活剤コンタクトZのナゾ
今の生活は電気無しには考えられない。しかし電気が流れるところには必ず接点があり、それは必ず消耗し、錆び、そして不良になる。webmasterはかつて電脳の発達に伴って接点数は減っていくだろうと期待していた。
事実、電車などでは接点の親玉である抵抗タップや直流電動機の接点がインバーター化によって追放された。しかし制御機器はますます複雑になるばかりで、コネクターの接点数が減ったことが無い。CPUのピンの数を見ても解るように接点数は益々増えるばかりである。
もし身の回りの接点が不良になったらどうなるか。まず目覚ましが鳴らないから朝が始まらない。電気釜のご飯が炊けていないし、暖房も入らない。テレビのリモコンも不良になるし、携帯電話が充電されていない。ウォークマンは調子が悪いうえにガリガリとプラグのノイズが入る。
出かければ自動車は故障、電車は遅延、飛行機は定時に飛ばないし、パソコンも落ちて通信も途絶することになる。接点不良によるトラブルは日常的に起こっていて、その確率は増えるばかりである。複雑化したシステムでは接点不良による障害も複雑になり、どこが悪いのかはカリスマ技術者か祈祷師にでも頼るしか無い。かのアポロ計画でも、所在が解らない接点不良に対して叩くという手法が用いられた。
つまりシステムの高度化による恩恵とシステムの障害のリスクのバランスがかならずしも取れていないのである。外車屋には新車価格1500万の真新しいBMW850の中古車が3シリーズより安い100万円ほどで売っている。安い理由は電脳を駆使したエンジンが良く故障するからである。これは故障のリスクが恩恵とバランスが取れていない例である。同じことは、
でも触れたように、高価な割に使用頻度が低く故障率が高いハンディーカムなどのハイテク機器もその良い例である。電脳化がすすんだ機器は一般に修理が困難で製品寿命も短い。
問題は障害だけでは無い。ハイテク機器の消費電力は増えるばかりで地球に優しくない無いアルカリ電池を要求する場合が多い。しかしアルカリ電池は腐食性ガスや液体のお漏らしで接点を腐食させるだけでなく、腐食が内部に及ぶと高価な機械も即ジャンクである。ビデオなどではリモコンがやられると本体の設定すらできなくなる。
かといってマンガン電池では容量が不足するし、そもそも店頭にも在庫が無かったりする。さらに大電流を必要とする機器では、電池接点での電力ロスもバカにはならない。日本中の接点不良によるエネルギーと時空間リソースのロスは膨大である。
これは何とかしなければならない。しかしロスを減らす為にさらに無駄なリソースを消費するのでは意味が無い。Webmasterは常に風水指数を念頭においている。風水指数は次の計算式で求められる。
風水指数(PAT PEND) = 工夫による地球リソース節約量/工夫のために消費する地球リソース
風水工学では無限大の風水指数を目標としている。いかなハイテク機器と言えども風水指数の低いものは独りよがりに過ぎない。そしてチリツモを重視する風水工学は日本中で実践されてこそ意味がある。たとえば過去に
●百式循環風呂保温装置のナゾ(ガス消費量を考える)
●アルミサッシ隙間風のナゾ(隙間封じ加工)
などは、もし日本中の家庭で実践されたならば、統計上有意なエネルギー節約を実現できると確信しているし、風水指数も無限大を実現している。
そこで低成長下での混迷した時局に際し、少しでも財布リソースの確保のために敢然として提案するのが特殊接点復活剤コンタクトZ(PAT PEND)である。
そこの機械を叩いているアナタ。不安定なシステムに悩んでいるアナタ。ダマされたと思って試して欲しい。必ず正月のモチ代もしくは書籍”今日の必ずトクする一言”の購入費くらいは捻出できると思う。
さて特殊接点復活剤コンタクトZの効果は3つのプロセスから成っている。単一の作業で3つのプロセスが同時に進行するというスグレモノである。
1.研磨プロセス
コンタクトZが含有する研磨剤は極めて均一な粒状性を持った珪素系特殊焼結酸化物であり、能率良く接点の酸化物を機械的に除去することができる。特殊焼結酸化物は科学的、機械的に安定しており、アルカリ電池使用のような過酷な雰囲気でも数百年間分解されない。また研磨プロセスは不快な騒音を発生せず、スムーズに進行する。
2.固体潤滑プロセス
コンタクトZが含有する特殊潤滑剤は極めて均一な粒状性を有しており、過酷な雰囲気でも接点の円滑かつ確実な接触を保証する。特殊潤滑剤は酸、アルカリに対しても安定しており、極低温だけでなく極高温環境でも数百年間にわたり潤滑性を失わない。
3.固体導電プロセス
コンタクトZが含有する特殊導電体は極めて均一な粒状性を持っており、過酷な状況下でも確実な接触を保証する。特殊導電体は酸、アルカリに対しても安定しており、極低温や極高温環境でも数百年間に亘り導電性を失わない。
4.使用に便利なアプリケーター
コンタクトZは使用に便利な棒状の木質系アプリケーターに格納されている。先端形状は使用目的にあわせてナイフで自由に形成することができ、また通常の工具が到達しにくい部位にも容易に到達して処理することができる。仕様によりアプリケーターに本剤の除去装置も組み込み可能だが、通常の作業では除去処理は不要である。
5.良好な地球環境適合性
コンタクトZの有効成分は自然素材が原料であり、万が一舐めても安全である。使用後は安全に処理でき、焼却すれば水と炭酸ガスのみを発生し、僅かに残る灰分も特別な廃棄処理を必要としないので、21世紀のいかなる環境ガイドラインにも適合する。もちろん、接点や樹脂を腐食させる化学物質は一切含まれておらず、除去も簡単である。
6.処理の実際
写真は単一乾電池の負極を処理したところである。コンタクトZの先端を接点の形状に合わせて加工して、接点をこするだけである。かすかに黒色の薄いコーティングがなされている状況が解るだろうか。コツは均一に薄くコーティングすることで、余った粉分は良く除去しておくことが必要だ。何事も付けすぎは禁物である。同じ処理を接点側にも施しておく。
こんな薄いコーティングが驚くほどの効果を発揮し、機械的にも安定で長期間効果が持続する。もう懐中電灯は瞬きすることが無い。ヘッドホン端子もガリつくことが無いし、目覚まし時計が止まることも無い。信頼性の低いスロット1やAGPなどのカードエッジにも効果がある。
特殊万能接点潤滑剤コンタクトZは、殆ど無限の用途と可能性を秘めており、地球にやさしい風水工学の精緻なエンジニアリングの結晶と呼ぶにふさわしい。コンタクトZの風水指数は間違いなく無限大を実現している。
なに、コンタクトZとは何か?きっとあなたの身近にあるはずである。毎日舐めている人もいるかも知れない。今回は敢えて答えを書かないので、しばらく考えてみて欲しい。
来る来るウイルスの嵐である。画面はまるでインベーダーゲームのようだ。今回のWORM_BADTRANS.BおよびWORM_ALIZ.Aは総数が150を越えている。
流布している情報では同じ所から来ないとなっているのだが、どんどんやってくる。従って消してごまかすわけにもいかないので、発生源に通知しなければいけない。
これはWebmasterのポリシーなのだが、その手間を考えるとメイルソフトを開くのが鬱になりそうである。なんせ、敵は電算機のコードが自動的に撒いているのに、こちらは人手で返事を送っているから、かなうわけがない。
殆どが面識の無い方からのメイルなので、おそらくウイルスがブラウザーIEのキャッシュからアドレスを抽出して送っているのだろう。
しかしグチは本ページのポリシーにあらず。いったいどのようなユーザーがウイルスを撒いているのか、ユーザーの平均像を探ることにする。
ドメイン別にウイルスメイル発生プロバイダーリストを並べてみよう。ウイルスが150を越えているので、統計的にも意味がある数字が得られそうである。結果だが、
第1位 ocn.ne.jp(15発)サーバーwonder,beach,violin,eagle,cronos,smile,airons,triton,trust,olive,sweet,fancy........
第2位 sonet.ne.jp(10発)サーバーpg7,gf6,gc4,bf6,dc4,yk9,kf6,ya3,gc5.......
第3位 nifty.ne.jp(6発)
第4位 hiho-ne.jp(5発)サーバーhat、fan.....
とすると、本ページに限って大手のなかで下位にあるOCNがどうして断然トップになるのだろうか。可能性としては、
1.ユーザーのスキルの問題
2.プロバイダーの意識の問題
があるだろう。OS標準のメイルソフトのプレビューだけで感染する最近のウイルスの場合、ユーザーだけを責めるのは片手落ちで、やはりウイルスを実世界にバラまいているプロバイダーがユーザーに注意を喚起するとか、あるいはウイルスチェックをするなどの方策を取る責任がある。ダントツに多くのウイルスメイルを撒いているOCNはプロバイダーとしての責任を果たしているのだろうか。
ウイルスの拡散にはM$だけでなくパソコンメディアの責任も重い。ウイルス対策の一番重要なポイントは啓蒙である。どうでも良い機能を満載したWin-XPの提灯記事を書くよりは、ウイルスの危険性と対応を記載して、必要あればパッチをCD-ROMに収録することがパソコンメディアの責任だろう。
しかしパソコンメディアの現状を見ると、そういった期待はむなしい。本屋に行くと”猿でもわかるM$-XX”といった入門書の類が溢れていることからわかるように、毎回のウイルス騒動でもっとも効果的なOutlookは危険だから使わない方が無難ですよという記事はビジネス上の観点からも見かけない。
もちろん一番責任が重いのはM$である。Win-XPに必要なのはしょうもないガラではなくてまともなワクチンソフトだと思うのだが、どうだろうか。
駆除情報trendmicro、ウイルス駆除情報symantec