編集後記 / (2)
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9.【 編集後記 6 2002/08/11 】
友人が映画“アメリ”のCDを持ってきました。16曲目に入っているのがまさしく前回の“P08.2号製作-音源(1)('02.07.09.)”のところで触れた、昔馴染みの金属の棒をたたいているトイピアノの音です。いまでも耳にする音なので古いような新しいような音?…で、ノスタルジックかというとその辺は曖昧なのですが、むしろ楽器としての演奏表現が思いのままにならなそうで、たどたどしくなりそうな所が魅力なのかナ、と思ったりもします。
試作2号のデザインもほぼ決まって、次回(次次回?)の更新にはアクション(音源を打つ機構のこと)の製作を紹介することになりそうです。試作1号は一品製作でしたが、今回は何台かまとめて作れる様に工夫して、あのひととあのひとと…に配って一曲づつ弾いてもらったりして(ヤバっ、こんなこと書いたら催促されるかも…)。でもその前に、このホームページで音を伝える工夫をしなくては…。
10.【 編集後記 7 2002/09/10 】
エアコンで体調を崩し、9月に入ってやっと復活するかと思ったところ突然パソコンの調子が悪くなってエクセルが立上らなくなりました。前回壊れた時はフロッピーディスクが認識されなくなってマザーボード交換でしたが、今回はいくらやっても“リソースが足らん”と繰り返すばかり…。結局ウィンドウズからインストールし直しついでにハードディスクも仕切り直してと、初めてなのでパソコンの前で1週間ほどうなってました(体調の方はいまだ完全復活ならず)。
というわけで今回の更新は充実度にちょっと不満です。でもお休みしてしまうよりは…という思いです。試作2号の方はというと、先日ある友人から“まあ、4ヶ月あれば大丈夫ですね。”と、クリスマス締め切りを言い渡されました。いつもは編集者からそう言われる立場にある人なんですが、一度言ってみたかったのかも。でも、締め切りつけないと出来ないタチなのは当っております…。
11.【 編集後記 8 2002/10/11 】
ピアノがこんなに普及したのは、音を出す道具として“よく出来ている”、つまり手の指の数だけ音が操れたり、足まで使って効果がつけられるとか、そう考えるとこれから先の発展予測はどんなものでしょう。
先日あるライブで屋根(上の蓋)を外したグランドピアノに男3人が手を突っ込んで、弦をはじいたり、たたいたりしているのを見ました。鍵盤を使わない、300年近くかけて鍛えてきたピアノらしい音も出さない。音を出す素材としてのピアノがそこにあった…というよりも音によって“なにか”を伝える道具としてのピアノがそこにある気がしました。
調律師の“仕事”の最大関心事は、弾きやすいか?とか、音が狂ってないか?とかになりがちで、もちろんよい楽器はそれらが解決されているのですが、もともと <音によって“なにか”を伝える道具> だと思えば、自分が“仕事”以前に、もっともっと柔軟にピアノと付合っていかなくてはと思います。
12.【 編集後記 9 2002/11/14 】
いつもより 3・4日遅れましたが更新できました。
この時期になると年末のライブやクリスマスディナーショーなどのリハーサルが多くなったりして、後半製作に十分時間が取れるかどうかすでに怪しくなり、更新より製作か…という選択に迫られたためですが、取りかかったら何とかまとめることができました。
11月中にはアクションを作り上げ、何とかクリスマスまでに試作2号を仕上げて今年中に号外の更新をしたい。アクションの部品を製作しながらそんなことを思っています。
13.【 編集後記 10 2003/02/05 】
12月・1月と更新しないままにもう2月になってしまいました。昨年末ころ仕事に対する考え方にちょっとした変化があって、おかげでピアノの調律や調整に充実した日を送ることが出来ました。
楽器製作はクリスマス1週間前に完成延期宣言をだしてから緊張の糸が切れてしまったようで、いまだに手付かず…。この状態を早く白状してしまえば、新気分で取り掛かれるかなということで今回の簡単にでも(編集後記だけでも)更新してしまおうという気になりました。
ピアノ技術の仕事に話しを戻すと、今年に入ってからもう3件、タッチ(弾き具合)の変更の仕事がありました。オーバーホールや中古再生、またはメンテナンス目的でアクションを調整し直したものの調子が悪く、一方弾く側のレベルは高く、放っておけないという状態でした。以前の技術者が誠意を尽くして為したことでしょうから、私自身も決定的に良くならないときは料金は頂かないつもりで始めるのですが、幸いなことに良い結果を出せています。これも Prondja のアクションを設計したとき相当悩んだご褒美かな、と思っています。
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