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ヨウコソB級テクニカルラボwww.tomoya.com(c)ヘ
本頁デハ地球環境ニヤサシイB級てくのろじーノ実践ヲ追求ス
内容オヨビ変造模造粗造ニ起因セル一切ノ不具合ノ責任ヲ担保セズ
文書ノ日付ハ季節感ニ基ヅク完成見込ニシテ太陽ノ運行トハ必ズシモ平行セズ


本サイト休止について

本サイトは3月29日(土曜日)をもって休止いたしました。いままでのご愛顧に感謝致します。

今回の休止につきまして、みなさまより過分なお言葉をいただき、恐縮しております。

米国の最近の対外姿勢は古い同盟国からも同意が得られない状態です。これは米国の政治だけでなくビジネススタイル、そして拡大指向の哲学自体が共感を得られていない証左でもあります。

大型でエネルギー消費タイプの自動車やコンピューターの販売攻勢に見られるイケイケドンドンスタイルのビジネスモデルは長くは続かないと考えます。

勃興しつつあるアジアの諸国も、米国と同じ手法を用いる限り早晩成長の限界に突き当たるでしょう。しかし、米国の拡大指向の哲学は、成長の限界に対して答えを示すことは不可能であると考えます。

電脳、車などのテクノロジーは80%以上成熟しています。医学を見ても臓器移植、遺伝子治療、クローン動物、ロボット治療などが実現され、技術よりは医療経済の限界が見えてきました。インターネットによる知識の平準化にも限界が見えてきたと思います。

かつて超音速旅客機の開発における障壁は音の壁、その次は熱の壁、そしてその次は金(開発費と経済性)の壁であったと言われています。

このことは、米国でコンコルド級の旅客機は技術的には実用化できたにもかかわらず、いまだ商品として成立していないことが良く示しています。そして、次の壁として出現したのが、”地球リソースの壁”と”ヒトの時空間リソースの壁”なのです。

”地球リソースの壁”については説明を要しないと思います。"ヒトの時空間リソースの壁"も深刻であり、限りある余暇と睡眠の時間を、ありとあらゆる産業が取り合っている状況です。

たとえウェアラブルコンピューターが普及しても、ヒトに流し込める情報量には限りがあるのです。

その限界を越えれば、ヒトの内的リソース、すなわち神経活動物質が枯渇して病気になってしまうのです。つまり、ヒトはリソースに限りがあるWin9X族と同じなのです。Win9x族の肥大化はユーザーのダイエット努力を無効にし、最後には電脳内臓脂肪の蓄積による電脳成人病とACPI睡眠時無呼吸症候群をもたらしたことは記憶に新しいところです。

そのような状況で、われわれはテクノロジーとどのように付き合えばいいのでしょうか。

技術立国を国是とする日本は、勃興しつつあるアジア諸国に対し、”地球リソースの壁”、そして”ヒトの時空間リソースの壁”を解決する風水テクノロジーを提供することによって生き残る必要があるのです。

それは一言で言えば、”地球とヒトのリソースを消費せずに満足感を実現するテクノロジーを開発してメシを喰う”ということです。

古くから文化に寿命は無いが文明には寿命があると言われてきました。若きwebmasterにはその意味が良く分からなかったのですが、今となって考えてみると、文明と分化の違いは言葉の定義だけでは無いように思えます。

これを現代風に読み替えると、”地球やヒトのリソースの大量消費に依存するソフトウェア/ハードウェア形態には寿命がある”、ということでは無いかと思うのです。そして地球とヒトのリソースの払底は現在ピークを迎えようとしています。

というわけで、このサイトが休止した後も皆様が風水テクノロジーの開発を進められ、皆様そして日本が地球とヒトにやさしい知的財産によって高い次元の豊かさを実現されることを祈りたいと思います。

2003年3月9日

www.tomoya.com Webmaster 謹白