組合活動活性化のために
「生活衛生同業組合活動推進月間」を全国で実施しています。
全国生活衛生同業組合中央会と全国生活衛生同業組合連合会並びに各県の生衛組合は厚生労働省と生活衛生営業指導センター(全国・都道府県)の支援を受けながら、生活衛生同業組合活動推進月間を全国規模で実施しています。
組合の活動推進月間と並行して指導センターでは、「衛生水準の確保・向上事業」を実施し、組合の活動推進を支援しています。 生活衛生関係営業と生衛組合の現況 生活衛生関係営業における公衆衛生の維持・向上には、行政と生衛組合の活動の連携が不可欠です。その際には、組合を構成する営業者のネットワークが重要な社会インフラとして機能してきました。ところが、最近では多様化する消費者の要望に対応するために営業者の要望も多様化しています。一方で流通革命や情報革命を経て、営業環境が変化しました。営業者は組合組織を利用するよりも、個店として問題解決を目指す傾向にあります。結果として、組合員自身の組合への意識が希薄化し、組合員の減少、組合は弱体化し、社会インフラの機能が果たせなくなっています。
このため、「生活衛生同業組合活動推進月間」を定め、関係機関や関係団体の連携のもとに、新規営業者等の組合加入の促進のための生衛組合の周知広報や組合活動の活性化のための取組を重点的に展開することになりました。
重点活動項目
@ 衛生基準の遵守に向けた自主点検活動等の衛生活動の推進
A 生活衛生同業組合に関する周知広報の推進
B 生活衛生同業組合を中心としたネットワークの拡充
C 後継者・若手人材の育成及び若手による組合活動の活性化
D 業者、消費者及び行政等の関係機関による連携・対話の推進
大分県組合での生活衛生同業組合活動推進月間の取組み
全国規模の推進月間は毎年11月1日から11月30日までの1ヶ月間ですが、 大分県組合では組合員増強月刊を年2回実施しています。(3〜6月 11〜1月)
@ 生活衛生同業組合活動推進会議開催 大分県生活衛生営業指導センター・行政・並びに県下 の各生衛組合と合同の会議を開催し月間活動に関する行動計画を策定し、組合活動の意義に関
する意識啓発、活動の活性化、組合加入の促進等に取り組む。
A 広報事業 生衛組合の活動や制度等に関するチラシ、ポンフレット、ハンドブック、組合広 報紙等 を用いながら消費者、事業者等への広報事業を実施する。
B 衛生管理等に関するセミナー開催 大分県生活衛生営業指導センターと合同で、自主管理点 検表の活用等による、衛生確保 の知識の向上や、日本政策金融公庫の生活衛生融資の活用等に
関するセミナーを開催す る。
C 若手人材の育成事業 生衛組合の将来を担う若手の人材を育成するとともに、業種横断的な 連携を深めるため、 大分県生活衛生営業指導センターと合同で、若手組合員や後継者等を対象
として、組合 活動の意義や制度、沿革等に関するセミナーを開催する。
D 知事等行政に対する組合活動の支援要請 飲食業は、安心・安全な食の提供を通じて、住民 の日常生活を身近なところで支えて おり、同時に地元の雇用対策においても大きな役割を果た
している。この役割は他の生衛業でも同様であり、生衛業者で構成する生衛組合は利用者に安 全・ 安心なサービスを提供する重要な社会基盤である。
この事を知事等に訴え、組合組織の拡 充や財政支援について要請を行う。
E その他重点項目に沿った事業 上記、県組合の取組に関連し、全国生活衛生同業組合中央会 及び全国生活衛生同業組合 連合会が実施する、生衛組合や推進月間活動の取組に協力する。
以上